「窪田さんは、NGを出してしまった若手キャストに『大丈夫! 俺も“短いセリフ”がなかなか出てこないんだよ』と、冗談を言ってリラックスさせていました。窪田さんのそんな気遣いもあって、和やかムードのなか撮影が進んでいます」(NHK関係者)
現在、放送中の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK総合)。主人公の作曲家・古山裕一役の窪田正孝(32)は座長として、現場を引っ張っているという。
そのかいあって、高視聴率を常にキープ。10月9日放送の第85話も19.3%を記録した。しかし、新型コロナウイルスの影響はいまも尾を引いている。
「6月末から9月中旬まで放送を休止せざるをえませんでした。放送日程が見直された結果、10話分がカットされ全120話に。音楽家夫妻の物語ですが、感染拡大に配慮して、予定より歌唱シーンを減らしたそうです」(テレビ誌記者)
紆余曲折あるなかでも、窪田とその妻・音を演じる二階堂ふみ(26)の関係は円満そのものだという。その秘密は、なんとヨガ!
「休止期間が明けて撮影が再開されたとき、ドラマでは戦時中で、現場には緊迫感が漂っていました。くわえて感染防止のため、本番以外ではフェースシールドの装着が必須。現場でコミュニケーションしづらい状況でもありました。
そんななか、窪田さんが二階堂さんに『最近は妻とヨガにハマっちゃって』と話をふると、『私も昔からよくやってますよ!』とノリノリに。休止期間が2カ月以上あったにもかかわらず2人はあっという間に“夫婦”の呼吸を取り戻したのです」(前出・NHK関係者)
窪田は昨年9月に水川あさみ(37)と結婚した。新婚期間にステイホームせざるをえなかった2人を癒したのがヨガだったという。
「窪田さん夫妻は、自粛期間中に自宅でヨガのオンライントレーニングに励んでいたそうです。1台のパソコンの前に2つのヨガマットを並べ、汗を流して楽しんだといいます」(スポーツ紙記者)
窪田はヨガを通して水川との“愛”を深めたのだろう。
「『エール』収録現場にはヨガ動画をYouTubeにアップして話題を呼んだ仲里依紗さん(30)もいます。空き時間にみんなで体を動かしながらヨガ談議を繰り広げていると聞きます。リフレッシュできているおかげか、演技についての議論もはずむようで、夫婦役の2人はワンシーンごとに『どうすればドラマを盛り上げられるか』を真剣に話し合っています」(ドラマ関係者)
朝ドラ高視聴率のカゲには、窪田と“2人の妻”がハマるヨガブームがあったのだ。
「女性自身」2020年10月27日号 掲載