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10月19日、有田哲平(49)が司会を務める『有田プレビュールーム』(TBS系)が放送された。芸能人たちが自ら作成した動画をスタジオでプレビューし、面白さを競う番組。3時間スペシャルとして、総勢20組以上の人気芸人が参加する「芸人動画グランプリ」が開催された。

 

そのなかで、プレゼンターとして登場した出川哲朗(56)の動画が物議を醸している。

 

「おっさんずラブドッキリ」と題して、自らドッキリ企画を考案した出川。お笑いコンビ・エイトブリッジの別府ともひこ(30)に対して、ドッキリを仕掛けた。出川が出演する番組に、別府をキャスティングする話を持ち掛けるというものだった。

 

「はじめ、出川さんが別府さんにマッサージを要求。『彼女いるの?』『かわいい』などと話しかけました。その後『マッサージしてあげる』と申し出て、上半身裸で別府さんを背後から肩を揉みはじめたのです。

 

さらに胸を触るなど、徐々にエスカレート。別府さんのTシャツも脱がせて、抱きつきました。戸惑う別府さんに対し、『芸能界はこうやって仕事をとってくるから』など耳元でささやきながら“圧力”。その様子にスタジオでは爆笑でした」(テレビ誌ライター)

 

ネタを明かした出川は「もうちょっと嫌がって!」と別府に言うほど、渾身のドッキリだったようだがーー。後輩に対して仕事のチャンスを盾に、性的な行為を繰り返した出川に批判の声が殺到している。

 

《男同士だから、お笑いだから…と勝手に許されると思っているんですかね。これをなぜ流していいと思えたんでしょう。酷い》
《パワハラ、セクハラ、ゲイ差別、最悪ですね。それら全てを笑い物にしている》
《ゲイを笑いものにしてるのもアウトだし普通にセクハラ&パワハラだしこれにOK出して放送した制作スタッフが信じられない》

 

さらに出川が用いた「おっさんずラブ」とは、18年にテレビ朝日系で放送された人気ドラマのタイトルだ。田中圭(36)や林遣都(29)、吉田鋼太郎(61)ら“おっさんキャラクター”の純愛を描いたストーリーは、多くの熱烈なファンを生み出した。

 

今もなお作品を愛するファンからも、非難の声が上がっている。

 

《おっさんずラブを揶揄して笑いにする人たちはあのドラマを見たことがあるのだろうか 決して誰かを貶めたり笑いものにする話ではない》
《おっさんずラブが伝えたかった思いを踏みにじられたことはファンとして怒りを禁じ得ないし、ファン云々を抜きにしても、これを笑いとして地上波に流す神経が気持ち悪い》
《おっさんずラブって……こんな下世話なんじゃなく、もっと……こう……高尚な心の話であって……下品な笑いに使わないで欲しい……》

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