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11月30日にスタートした、NHK連続テレビ小説『おちょやん』。各メディアによると、初回の平均世帯視聴率は18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。17年4月から放送された『ひよっこ』以来、7作ぶりに20%台を下回ったという。

 

「前作の『エール』は志村けんさん(享年70)の遺作となりましたが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。しかし凄惨な戦地での描写や、終盤に織り込まれた志村さんのオフショットなどは視聴者を釘付けに。ドラマシーンを一切省いた最終話の『コンサート』は圧巻で、コロナ禍でも視聴者の心に寄り添った作品として話題となっていました。そのため、現在も“エールロス”が続いているのでしょう」(テレビ局関係者)

 

そんななかで『おちょやん』で主人公・竹井千代の子ども時代を演じる毎田暖乃(9)の演技が、注目を集め始めている。

 

「竹井千代のモデルは、昭和の名女優・浪花千栄子さん。鶏の行商を家業とする大阪・富田林の貧しい家で生まれました。4歳で母親が逝去。弟の世話や家事、鶏の世話などに追われたことで小学校へ通えなかったといいます。’83年4月に放送された『おしん』を彷彿させると話題になっています」(制作関係者)

 

初回から、トータス松本(53)演じる働かない父親とのバトルを繰り広げた千代。酒をせびる父親に、「はあ? あるかそんなもん」と一蹴。さらに「あほんだら、ぼけ!」などと、強烈な“河内ことば”をさく裂させる。

 

アドリブで蹴り!おちょやん子役の演技力が末恐ろしいと話題
画像を見る 働かない父親役を演じるトータス松本。

 

しまいには「親やったら親らしいことをさらせ!」と、父親に蹴りを入れるという驚きの演技を披露した毎田。

 

Twitterの公式アカウントでは、《怒りで、お父ちゃんを蹴っ飛ばす千代ちゃん。この動き、#毎田暖乃 ちゃんのアドリブだそうですよ!》と撮影の裏側を明かしている。

 

アドリブも駆使する毎田の演技に、「圧倒された」と驚く声が続出している。

 

《こまっしゃくれた演技をする子どもの演技が、とんでもなく上手。末恐ろしい。いわゆる恐ろしい子》
《おちょやん泣くね……。#毎田暖乃 演技力に引き込まれる。凄い……》
《子役の子、すごいな 圧倒されたわ #毎田暖乃 ちゃんっていうんやね 覚えとこ》

 

早くも爪痕を残した毎田、9歳にして突出した演技力を持っているという。

 

「昨年放送された『スカーレット』では、主人公の幼なじみ(大島優子)の長女役を演じました。今回オーディションが行われましたが、約500人のなかから『毎田さんしかいない』と満場一致で決まったのです。チーフプロデューサーも『他の子とレベルが違う』と絶賛。大人を相手に喜怒哀楽など、豊かな演技ができる彼女に期待が高まっています」(前出・制作関係者)

 

メインの主人公を演じる杉咲花(23)が登場するのは3週目から。それまで力強い演技力で物語を牽引する毎田に、目が離せない。

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