昨今、大物歌手が出演を辞退することも多い『紅白』だが、自宅療養中のMISIAも強く出演を望んでいるという。
「長崎県大村市で生まれ、対馬や福岡で育った“九州っ子”を自任する彼女は“地元に恩返ししたい”一心で特に今年の『紅白』には気合を入れていました。ご実家の影響も大きいようです」(音楽関係者)
両親と兄は医師、姉も歯科医という医者一家に育ったMISIA。
「家族で対馬に渡ったのも『離島に最新の医療を届けたい』という父親の信念からでした。’00年から福岡市内でクリニック診療を始め、一家で献身的に在宅療養支援を行っています。長年にわたって地域医療に尽くしてきた両親の背中を見てきた彼女には、“私は歌で地元に貢献したい”という思いが誰よりも強いのでしょう」(地元の知人)
MISIAの所属事務所も『紅白』出場について、「今後の仕事については医師と相談しながら検討しています」と前向きに回答した。『紅白』の晴れ舞台で、地元にエールを送れることを願いたい――。
「女性自身」2020年12月15日号 掲載