NiziU創設者のJ.Y. Park(写真:共同通信) 画像を見る

9人組ガールズグループNiziUの快進撃が止まらない。12月2日発売のデビュー曲『Step and a step』がオリコン1位を獲得!

 

「異例なのは、デビュー前から『紅白』出場が決定していたこと。それだけ今年の人気と話題性が突出していました」(NHK関係者)

 

彼女たちの“育ての父”が「K-POP界のカリスマ」J.Y. Park(48)だ。

 

「NiziUを生んだオーディション番組の総合プロデューサーとして出演し、ユニークなキャラクターと心に染みる名言の数々で視聴者の注目を浴びました。もともと彼はグループ歌手としてデビューしたのですが、大成せず作曲家に弟子入り。住み込みで音楽を学び、ソロ歌手として再デビューしてはい上がった苦労人。’97年に韓国大手芸能事務所・JYPエンターテインメントを創業したのです」(韓国の音楽関係者)

 

これまで彼はWonder Girlsや2PM、TWICEなどの人気グループを誕生させた。

 

「昔から厳しい指導で知られ、恐れられていました。女性歌手のIVYは『レコーディング時はすごく怖くてとても頑固で、腹が立つほどでした』と語ったほどです。ところが、最近は優しさもにじみ出て、人間的に丸くなったと評判です」(前出・音楽関係者)

 

その背景には彼の私生活が影響していると語るのは、韓国紙記者。

 

「多くの“教え子”を育てた彼は、実は子煩悩パパだったのです。’99年に彼は、花屋さんを営む同い年の女性と結婚。初恋相手だったといいます。早くから彼は子供を望んだそうですが、授かることはありませんでした。’03年の米国進出後は奥さんとすれ違い生活となり、’10年に離婚したんです」

 

それから3年後、彼のひと目ぼれで9歳年下の一般女性と再婚。

 

「待望の子宝に恵まれたのは再婚6年目の’19年1月でした。出産を待つ間、徹夜で娘への贈り物として新曲『しっかり握ったこの手』を作成、インスタに公開したんです」(前出・韓国紙記者)

 

《握ったこの手を放すまで私がお前の傍にいてあげるから自信をもって走って夢見なさい》

 

初婚から20年もの間、待ちわびたわが子への愛あふれるメッセージは韓国内でも感動を呼んだという。今年3月には次女も誕生した。

 

「娘2人の父親になって父性愛が芽生え、硬軟併せ持つ“キャラ変”につながったのでは。今夏発売の自伝エッセイ『何のために生きますか?』も韓国でベストセラーに」(前出・音楽関係者)

 

NiziUも厳格さと優しさを兼ね備えた“父”のもと、『紅白』では七色の輝きを放つことだろう。

 

「女性自身」2020年12月22日号 掲載

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