今年10月よりアマゾンプライムビデオで配信された恋愛サバイバル番組「バチェロレッテ・ジャパン」。セレブ女性・福田萌子さま(33)が個性豊かな17名の男性たちから運命の相手を選別していく過程は、SNSを熱狂の渦に巻き込んだ。
「誰も選ばれない」という衝撃的な結末から、はや1か月半……。いまだ冷めやらぬ“バチェロレッテ熱”から、ついつい参加者たちのSNSを覗いてしまう。萌子さまのお眼鏡にかなわなかった彼らは、すでに立ち直って新たな一歩を踏み出しているのか、はたまた、いまだ萌子さまへの思いを断ち切れずにいるのか。そんな、気になるバチェロレッテ参加者たちの現在を調査してみた。
■杉ちゃん(杉田陽平)はモテ期到来!?
最初のカクテルパーティでは、美しすぎる萌子さまを前に怖気づいてしまい、ライバルから助け舟を出されるという、正直みっともない姿をさらした杉ちゃん。でも、彼の心からの思いやりや優しさが萌子さまの胸に刺さり、なんと最有力候補にまで登りつめた。運命の最終回では“大好きだけど、恋じゃない”という理由でフラレてしまったけれど、2019年末にアップされ、のちに削除されたブログの内容では、萌子さまに未練たらたらな様子だった。
とはいえ、撮影から1年近く経ったいま、SNSを覗くと本業のアート活動にいそしむだけでなく、YouTuberデビューまで果たしていて、なんだか充実した日々を過ごしているよう。しかも、地下アイドルやローカルタレントなど、いろいろな女性たちに絡まれて、舞い上がっているような……? 失礼ながら、きっと杉ちゃんにとって、今が人生でいちばんのモテ期なのではないだろうか。できることなら、ずっと萌子さまを思い続けて、いつか結ばれてほしいけど、何よりも変な女に引っかかりませんように……!
■コウさん(黄皓)はSNSで本領発揮中
なぜ、バチェラーとして出演しなかったのだろうかというくらいの絵に書いたようなエリート。杉ちゃんの対抗馬として、最終回を大いに沸かせてくれたコウさん。ずっと萌子さまの矢印を向けられていたのに、過去のトラウマからなかなかストレートに愛情表現ができず、最終的には見限られてしまうという結果に。
番組中は、余裕ぶった態度や、ほかの参加者を見下すような発言に、「性格が悪すぎる」という評もあったが、最近のSNSを覗くとその印象はガラッと変わる。エゴサーチして見つけた自分の半目写真をわざわざリツイートしたり、フォロワーに指摘されたスペルミスを大々的にネタにしたり、とにかく愉快な人なのだ。番組中の尊大なイメージも、ただ自分を飾らないだけだったんだなというのがわかる。
今後、実業家兼タレントとして活躍していって、いつかものすごい女優と結婚したりするかも……?
■ローズ(當間ローズ)は各界有名人とコラボも!
顔もキャラも濃くて、最初は“イロモノ”枠かと思われたローズだったが、萌子さまにまっすぐ愛を伝える姿や、周囲の参加者たちを気遣う優しさから、回を追うごとに評価が上がっていったローズ。萌子さまもいちばん心を許しているように見えたが、実家訪問の際、息子への愛が重すぎる、強烈なお母さんの存在が発覚。あまり萌子さまを歓迎するムードではなかったこともあってか、最終決戦を前に脱落してしまった。
そんなローズの現在は、モデルやタレントとしても活発に活動している。あのカリスマホスト・ローランド(28)が手掛けるアパレルブランドのモデルにも起用されていた。また、本業の歌手としては、なんと大黒摩季(50)とコラボレーションした楽曲をリリースしている。大黒のCDのジャケットにも登場しており、ギリシャ神話に出てきそうな出で立ちは、思わずクスッとしてしまうほど似合いすぎているので、要チェックである。
■そのほかの参加者の現在は……?
マラカイ(エバンズ・マラカイ)
年上の参加者たちとストールンローズを競り合ったとき、相手の発言に対して「自分のことしか考えてないよね?」「何をもって覚悟が違うのか説明して?」と、企業のCEOですか? と聞きたくなるほど、猛烈な詰め方をしていた姿が印象的な最年少のマラカイ。現在はアメブロやYouTubeチャンネルを開設し、精力的に活動している。インスタグラムの投稿によると、「M.E. Projects」というプロジェクトを立ち上げ、手始めにアパレル事業にも手を出している。実業家であるコウさんの影響だろうか。番組当時は本業だったはずの、通訳&翻訳家の仕事はしているのだろうか……?
のっきー(榿澤涼太)
どことなく山下智久(35)に似ていることから、SNSを中心に“ジェネリック山P”と呼ばれているのっきー。本人もそれを知っているのか、確実に山Pを意識した髪型になっている。職業は「金融業」だったはずが、現在の彼のプロフィールには「actor/model/talent」の文字が。アップされている写真や、参加予定のイベントを見ると、萌子さまにストールンローズを受け取ってもらえず泣いていたピュアな姿とはうって変わって、かなりチャラついているもよう。なにかしら不祥事を起こさないよう注意していただきたい。
美容男子(瀬戸口弘樹)
いろんな方面にケンカをふっかけ、沖縄のビーチでも絶対に日傘を手放さず、他のメンバーからひんしゅくを買うなど、とにかくトラブルメーカーだった美容男子。しかし最近のSNSを覗いてみると、本業のゆるキャライベントの司会も、美容男子としての自撮り投稿もしっかり続けていて、なんだか好感度が上がった。今後も島根のゆるキャラ“しまねっこ”のお兄さんとして、しっかり活動していってほしい。
■やっぱり萌子さまが最強
そして、そんな個性豊かな男性たちからの愛を一身に受けつつ、最終的に「誰も選ばない」という選択をした萌子さま。最終回後のアフタートークでは、参加男性たちから非難を浴びるも、自分を曲げない凛とした姿が印象に残っている。
そして萌子さまは今日も、トレーニングにいそしむ姿や、ポジティブな言葉を発信している。番組を通して名が知れ渡ったことで、生活や価値観が変わったように見える男性陣が多いなか、萌子さまはやはりぶれない。最強のバチェロレッテなのである。
(文:近藤世菜)