マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。
02年に一時は芸能界を引退するも、その後『ドクターX』(テレビ朝日系)、『ディア・ペイシェント』(NHK)など数々の人気ドラマで女優としてめざましい活躍を遂げる内田有紀(45)。21年にもドラマ『華麗なる一族』(WOWOW)への出演が決まった内田だが、多忙な彼女を支える存在が。長らく交際を続けている柏原崇(43)だ。柏原は俳優活動をセーブし、内田の“マネージャー”として献身的に寄り添っていた――(以下、2020年8月11日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま
蒸し暑い夜となった7月下旬のある日。東京都内の歩道橋で、ドラマの撮影が行われていた。階段を駆け上がっていったのは内田有紀(44)だ。
何度も上り下りを繰り返す。リハーサルをしているようだ。顔には“新しい撮影様式”ではお決まりとなったフェースシールドをつけている。
いよいよ本番に入るのだろう。マネージャーらしき男性が近づいていく。男性は、彼女がはずしたフェースシールドを慣れた様子で受け取った。黒いTシャツにチノパンという“裏方”らしい装いながら、くっきりとした目元でマスクをしていてもわかるイケメンぶり……。
彼の正体は、なんと内田の恋人・柏原崇(43)だった。
「撮影していたのは今秋放送予定のスペシャルドラマ。別の日にも、内田さんの現場マネージャーのような立場で柏原さんが同行しているんです。現場入りも彼の運転する車で来ています」(ドラマ関係者)