マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。
昨年、ジャニーズ事務所を退所し、裸一貫での再スタートを切った錦戸亮。ソロアルバム発売、化粧品メーカーのアンバサダー就任など順調な滑り出しを見せた錦戸が次に挑戦したのは配信ライブ。リアルタイムのライブ感を期待したファンの思いとは裏腹に、実はあるからくりがあってーー(以下、2020年10月27日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま
《日本武道館にて2日間行った配信ライブ、無事? なんとか終わりました。これからも精一杯精進して行きたいと思います》
Twitterにそうつづったのは、錦戸亮(35)だ。
10月7日と8日、錦戸は日本武道館初と銘打った渾身の無観客配信ライブ「錦戸亮 ONLINE LIVE“不撓不屈”at 日本武道館」を開催。7日はファンクラブ限定の前夜祭で、1人きりの弾き語り。8日はバンド形式で、圧巻のパフォーマンスを披露した。
「事前にチケット購入することで、当日19時半からの配信ライブを見られるシステム。3,900円という価格設定にもかかわらず、多くのファンが申し込んだようです。7日の前夜祭はシステム障害でスタート時刻が大幅に遅れたものの、最終的には絶賛の声が上がっていました」(芸能関係者)
たしかに、Twitterでも《これが生配信ってほんとすごいよ》《生配信に感動しました》などの声が続出していた。
だがこのライブ、実は生配信ではなかったのだ。