「2020年は“女優”というより“バラエティタレント”としての活躍の方が顕著でしたね。実際、20年に出演したドラマはシリーズ物の特番2本だけですからね。
NHKの朝ドラ『純と愛』で主演したのが12年。まさか8年後にドラマよりもバラエティ番組で活躍してるとは、思いもよらなかったでしょう」(テレビ局関係者)
今やバラエティ番組の常連となった女優の夏菜(31)。特に年末の特番シーズンは、その姿をテレビで見ない日がないほど活躍している。
出演している番組のメインMCはダウンタウンを始め、くりぃむしちゅー、タカアンドトシ、サンドウィッチマンと大物ばかりだ。
「彼女がこうした大御所MCに媚を売ってる訳ではなく、向こうからから『夏菜さんを!』と指名する声が多いみたいです。
事務所も彼女と現場でスケジュール調整しながら、『これをこっちにずらしたら、この現場も行けるんじゃない?』と相談しながら臨機応変に対応していますね」(芸能事務所関係者)
いったいなぜ、彼女はこれほど引っ張りだことなるのか。バラエティ番組のスタッフが、人気の秘訣をこう語る。
「彼女はとにかくコメント力が抜群。『朝ドラで鍛えられたから、それ以上に過酷なことはない!』と強い信念を持っているので、思い切りも良い。さらに事務所も自由にやらせてくれるので、『起用しやすい』と評判なんです。
本人も『今は女優よりもバラエティ番組をメインでやりたい!』と言っていて、よしもとの養成所に体験入学して笑いの基礎を学んだりもしています。明らかにバラエティ番組を意識した方向にシフトしてますからね。来年も引き続き、大物MCから引っ張りだこになるでしょう」
本業の女優としては来年公開の映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』が公表されているだけで、目立った仕事は入っていないという。2021年もバラエティ業界を賑わすことになりそうだ。