新型コロナの影響で史上初の無観客での放送となった『第71回NHK紅白歌合戦』。平均視聴率は2年ぶりに40%の大台を突破したが、その功労者のひとりが歌に司会に大健闘した二階堂ふみ(26)だろう。
ディズニースペシャルメドレーでは美声を響かせ、スカートや着物といった従来のスタイルから離れたかっこいいパンツスーツ姿などが反響を呼んだ。
総合司会の内村光良(56)、白組司会の大泉洋(47)とは息の合った掛け合いを見せ、長くなりがちな大泉の話を遮って進めていく様子はコントのようだった。手綱を締める司会ぶりは、連続テレビ小説『エール』で気弱な夫・裕一を先導していく妻・音そのもの。
混迷を極める年越しでも頼もしかった彼女に盛大な拍手を!
「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載