「駆け込み婚のメリットが薄れてきたのだと思います」と語るのは、ある芸能事務所の関係者だ。
「そもそも駆け込み婚は、ワイドショーやスポーツ紙による報道がないタイミングで結婚することに意味がありました。年末にひっそりと発表することで、結婚したというイメージを“ステルス化”する狙いがあったんです。
しかし、昨今はネットニュースの影響力が高まっています。年末でも各メディアが大々的に報じるため、かつてのようにはいかなくなってきたのです。特に昨年末は新型コロナの影響で自宅にいる時間が多くなっていたため、ネットニュースを目にする時間もこれまで以上に増えていました。
そうしたなかであえて年末の忙しい時間を選ぶのではなく、年明けに落ち着いてから結婚報告するパターンも増えてきたようです」(前出・芸能事務所関係者)
さらに、今年は“大吉日”が年始早々にあった。
「1月16日は物事を始めるのに最もいいとされる“一粒万倍日”と、『天が万物をゆるす』といわれている“天赦日”が重なる吉日でした。この組み合わせは年に数日しかないため、入籍日として特に人気があるのです。実際に河北さん、夏菜さん、ソフトバンクの松本投手、フジテレビの三上アナもこの日に婚姻届を提出したそうです。
昨年は、新型コロナウイルスの影響で暗い日々が続きました。しかしいっぽうでパートナーとの信頼関係を築くいい機会だったといえるかもしれません。芸能界もこの調子で結婚ラッシュが続くのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
1月の終わりまで、あと12日。まだまだ結婚発表は増えるかも?