■続編に意欲、「いつか映画を…」
今春には、映画の全国公開も予定されている本作。シリーズ初となる映画化だが、大杉さんたっての希望でもあったという。
「大杉さんは撮影中に『次作はどうする?』と聞くなど、意欲に満ちていました。また “おじさん”だけにとらわれず、様々なアプローチを考えていたそうです。100人以上も役者が登場する今作は、まさに大杉さんの思いを汲み取った作品といえるでしょう。
そんな大杉さんは、『いつか映画を撮りたいね』と望んでいました。今回映画化が実現したのも、『大杉さんの願いを形にしよう』という動きから始まったといいます」(テレビ局関係者)
今シリーズの決定に際して、盟友の1人である光石はこうコメントを寄せている。
「バイプレイヤーズは、漣さん抜きでは考えられません。漣さん抜きでは成立しないと思ってました。 でも漣さんなら『俺出ないけど、やってよ研ちゃん』って仰るんじゃないかと思いました」
愛する仲間たちがその遺志を受け継ぎ、大杉さんも喜んでいることだろうーー。