大杉漣さん逝去から3年「いつか映画を」託された遺志の実現
画像を見る 『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』には、大杉さんの面影を残した演出が……

 

■続編に意欲、「いつか映画を…」

 

今春には、映画の全国公開も予定されている本作。シリーズ初となる映画化だが、大杉さんたっての希望でもあったという。

 

「大杉さんは撮影中に『次作はどうする?』と聞くなど、意欲に満ちていました。また “おじさん”だけにとらわれず、様々なアプローチを考えていたそうです。100人以上も役者が登場する今作は、まさに大杉さんの思いを汲み取った作品といえるでしょう。

 

そんな大杉さんは、『いつか映画を撮りたいね』と望んでいました。今回映画化が実現したのも、『大杉さんの願いを形にしよう』という動きから始まったといいます」(テレビ局関係者)

 

大杉漣さん逝去から3年「いつか映画を」託された遺志の実現
画像を見る “元祖バイプレイヤーズ”の遠藤憲一。

 

今シリーズの決定に際して、盟友の1人である光石はこうコメントを寄せている。

 

「バイプレイヤーズは、漣さん抜きでは考えられません。漣さん抜きでは成立しないと思ってました。 でも漣さんなら『俺出ないけど、やってよ研ちゃん』って仰るんじゃないかと思いました」

 

愛する仲間たちがその遺志を受け継ぎ、大杉さんも喜んでいることだろうーー。

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