ファンクラブを設立したが、記事への「いいね」は600件ほどだった。 画像を見る

《皆さんと和気あいあいと、アットホームな雰囲気にしたいなといを込めたネーミングでもあるこの、『よねさんち』を通じて皆さんと日々の楽しみを分かち合えたらと思っていますので、是非よろしくお願いします!!》

 

2月1日、自身のインスタグラムにそう喜びの声をつづったのは米倉涼子(45)。この日、米倉はオフィシャルファンクラブ「よねさんち」をオープンしたのだ。

 

《昨日開設したばかりの『よねさんち』ほんとに沢山の方が早速入居してくれて、沢山の方が入会を考えてくれてます! 泣けるっしいっありがとうっ》

 

翌日には早速、こんな反響報告していた米倉。だが開設から5日後、「よねさんち」のHPを見ると最初の記事に寄せられた「いいね」はわずか600件ほどだった。

 

「実は、会員数はみなさんが考えているほど多くないようです。まずは1千人集まれば、いいほうでしょう」(米倉を知る芸能関係者)

 

年会費は5千500円なので、1千人が入会しても年間で550万円だ。今や、オンラインサロンなどで数万人規模の会員を抱える芸能人もいる時代。「年収約3億円」「失敗しない女」ともいわれてきた米倉としては、かなり小規模といえるだろう。だが、当の米倉自身は前向きのようだ。

 

米倉涼子ファンクラブが意外な小規模出発 それでも前向きな訳
画像を見る 19年8月、艶やかな黒いノースリーブ姿で颯爽と歩く米倉。

 

「彼女は、ファンクラブでもうけようとは考えていないようです。そもそもお金が欲しいのであれば、元の事務所で仕事をしていたほうが確実だったはず。それでも独立したのは、『自分らしく生きること』を求めたからでした。

 

独立後もCMに続々と出演していますし、女優業も順調。すでにお金には困っていません。だからこそ『ファンに恩返ししたい!』という思いで、採算度外視のファンクラブ設立に乗り出したようです」(米倉を知る芸能関係者)

 

その思いは、運営姿勢にも表れていた。《アットホームな雰囲気にしたい》とインスタにつづったとおり、少人数のスタッフで切り盛りしていく予定だという。

 

「都内のマンションを1室だけ間借りして、米倉さんの知人に手伝ってもらうそうです。スタッフはみな、こうしたビジネスに関わったことのない人ばかりです。

 

しかし米倉さんは、逆に手作り感を楽しんでいるそうです。今後はファンとの交流会も考えているようですが、コロナ禍ということもあって難しい。まずは、オンラインイベントになるのではないでしょうか」(別の芸能関係者)

 

事務所独立から約1年。走り続けてきた米倉は「自分らしくいられる場所」を築き始めている――。

 

「女性自身」2021年2月23日号 掲載

【関連画像】

関連カテゴリー: