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「事故後に同僚選手に話を聞いたところによると、本人の意識もしっかりしていて、治療に専念しているということでした」(オートレース評論家の沢朋之さん)

 

1月24日のレースで落車により重傷を負った元SMAPのオートレーサー、森且行(46)。森は負傷後、福岡県内の病院に搬送され、その後、都内の病院に転院。骨盤骨折、腰椎骨折の診断を受け、これまで3回の手術を行ったという。レースへの復帰には1年程度の期間が見込まれると、2月9日にJKAが発表した。

 

「レーサーにとって骨盤骨折はたまにある事故ですが、ほとんどの選手が復帰しています。骨が治って日常生活を送るぶんには問題がなくなっても、レース中のバランス取る感覚を戻すのに数か月がかかるんです」(前出・オートレース評論家の沢さん)

 

実はもし事故で入院していなければ、森が出演していたはずだった番組があるという。テレビ局関係者が明かす。

 

「森さんは『A-Studio+』(TBS系)の2月オンエア分のゲストとしてキャスティングされていました。番組側は2月に入ってから準備を始める予定だったのですが、森さんのオートレース中の事故、入院により延期になってしまったのです」

 

『A-Studio+』といえば、笑福亭鶴瓶(69)と藤ヶ谷太輔(33)がMCを務め、ゲストについて掘り下げるトーク番組だ。

 

「鶴瓶さんは中居正広さん(48)と親交が深いですし、藤ヶ谷さんは現役ジャニーズ。番組側としては、オートレースの話に加えて、中居さんとの話や、ジャニーズ時代、SMAP時代の話もしてもらえたら盛り上がる、というもくろみもあったようです」(前出・テレビ局関係者)

 

森且行 SMAP脱退後初の地上波トーク番組が延期になっていた
画像を見る SMAPを脱退する際、ほかのメンバー5人とした約束があるという森。

 

そもそも森がこのような地上波の番組に出演することは珍しい。

 

「 昨年11月に日本選手権で初優勝し“日本一”になりました。そのニュースを情報番組でとりあげられてVTR出演したり、また新しい地図の面々が優勝を祝福するということでABEMAの彼らの番組『7.2新しい別の窓』に出演したりはしています。しかし、地上波のトーク番組にゲスト出演するというのは、実現していれば芸能界引退以来初めてのことでした」(芸能関係者)

 

地上波出演の背景を、芸能関係者はこう読み解く。

 

「森さんはSMAPを脱退する際、ほかのメンバー5人とした約束があるんです。それは“日本選手権で優勝して日本一になる”ということ。脱退から24年が経ってようやくその約束を叶えることができた。これからは元SMAPメンバーにも堂々と顔向けできるということなのでしょう。もちろん治療がなにより優先されるかと思いますが、その後はメディア出演も増えるかもしれません。元SMAPメンバーとの共演も期待したいですよね」

 

ひょっとすると森は“芸能界本格復帰”も視野にいれているのだろうか――。ただ前出のオートレス評論家の沢さんは、森の“オートレース愛”を聞いていた。

 

「本人と話したときに“生涯レーサーを続ける”と言っていましたね。それはまあ、60歳くらいまでのことでしょうか。生涯現役はオートレーサーに多くて、今、最高齢選手は75歳です。芸能界へは本人の意思次第でしょうが、オートを優先しながらの兼業は可能だとは思います。ただ彼は、選手としてはトップクラスの“S級”に所属して、年収1千万円以上の生活をしています。今はこれを全うしていくという意思のようです」

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