「彼らは“できません”を絶対言わないことをグループとしてのポリシーにしています。番組サイドから曖昧な指示が出ても即座に対応できるスキルを全員が持っていて、歌も踊りもトークもうまい。人を魅了する力はピカイチです」
あるテレビ局関係者が手放しで絶賛するグループはSnow Man。昨年1月のデビューから1年2カ月。CDは2作連続でミリオンヒットを達成し、昨年12月に公開された出演映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の興行収入は20億円を突破した。
4月からは、日曜昼に地上波初の冠番組である『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)もスタートするなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。舞台裏でもその評判は高い。
「スタッフに対しても常に丁寧で、カメラが回っていないところでも気さくに話しかけてくるなど、サービス精神も旺盛です。一度取材するとみんなファンになってしまうんです」(アイドル誌ライター)
すでに名実ともにトップアイドルの風格を漂わせているSnow Manだが、そこに至るまでには長い道のりがあった――。
’09年に前身ユニットである「Mis Snow Man」が結成され、’12年5月に深澤辰哉(28)渡辺翔太(28)、佐久間大介(28)、阿部亮平(27)、岩本照(27)、宮舘涼太(27)の6人でSnow Manとして正式にスタートする。
「タッキー&翼やKis-My-Ft2といった先輩グループのバックダンサーを務め、先輩から指名されることも。また『滝沢歌舞伎』の常連にもなり、Jr.内で“職人集団”と呼ばれるまでのグループに」(前出・ライター)