■也哉子も次男に太鼓判「裕也の血がいちばん入っている」
昨年、本誌は希林さんから受け継いだ愛車を運転する雅樂の姿を目撃。雅樂は希林さんからの“遺産”について、本誌にこう打ち明けている。
《よく言っていた『なんでも面白がりな』という言葉は今でも強く、僕の胸に残っています》
そして、今回、デビューした玄兎にも希林さんの“遺志”は受け継がれているようだ。
「玄兎くんは2歳から5年間ロンドンで生活していたこともあり、自宅の会話はほとんどが英語。幼少期から落ち着いていて、希林さんを自宅で看取る際、慌てている也哉子さんに『体はここからいなくなっても、魂はずっとそばにいるから。マミー、大丈夫だよ』と話しかけたそうです。泰然自若としたところは希林さんそっくりですね」(前出・希林さんの知人)
さらに玄兎の中には裕也さんの“ロックな魂”も息づいているという。
「玄兎くんが裕也さんと会う機会は少なかったですが、亡くなる数日前には見舞いに訪れていたそうです。小さいころから芸術に興味を示し、今回、提供した曲はピアノを激しく弾くという前衛的な内容でした。昨年、也哉子さんはテレビ番組で『すごくフリースピリットというか、もしかしたら裕也的な血がいちばん入っているのかも』と語っていました」(本木の知人)
三回忌後のお墓には裕也さんが好んでいた赤いカーネーションが1輪ずつ供えられていた。その花言葉は「無垢で深い愛」。希林さんと裕也さんは、天国から孫たちの活躍を“深い愛”で見守り続けることだろう――。
「女性自身」2021年4月6日号 掲載