■「思ってくれる人たちがいる限りやりたい」
そんな相思相愛の2人には、退所後に描いている“秘密の計画”があるという。
「2人がタッグを組んだ’16年の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ後に長瀬さんが宮藤さんの所属バンド『グループ魂』のライブに特別出演するという計画があったのですが、スケジュールが合わず実現にはいたりませんでした。退所後に、長瀬さんが宮藤さんのライブにサプライズで“友情出演”する可能性もあるでしょう。
また長瀬さんは制作にも興味があるので、宮藤さんの映画や舞台を手伝って、勉強することも構想にあると聞いています」(長瀬の知人)
長瀬が描く“師匠”宮藤のもとでの弟子入り裏方修業計画。その先には、多くのファンが熱望している“俳優復帰”の未来もあるようだ。
「長瀬さんと宮藤さんは、ほぼ5年周期でタッグを組んでいます。宮藤さんは長瀬さんが裏方として活動していく選択を尊重していますが、“やっぱり5年に1回は一緒に作品を作りたい”と考えているそうです。
長瀬さんも退所後はしばらく俳優活動を行う考えはないそうですが、宮藤さんの頼みとあれば、また表舞台に立つ可能性はあると思います」(舞台関係者)
かつて、長瀬は宮藤と対談した際、宮藤とのタッグ作品にファンからたびたび熱烈な反応をもらうことを明かしたうえで、こう語っている。
《宮藤さんとの作品に対してそういうふうに思ってくれる人がすごくたくさんいてくれてるんだなって実感するんですよ。で、やっぱりそう思ってくれる人たちがいる限り、やっていきたいって思いますね》(『Cut』’16年2月号)
『俺の家の話』のラストは、死んだはずの寿一がプロレスのリングに上がるシーンで締めくくられている。宮藤のもとでの修業を経た長瀬が再び表舞台の“リング”に上がる日が来ることをファンは願うばかりだ――。
「女性自身」2021年4月13日号 掲載