「本当に、何もわからないんですよ……」
4月2日の夜、戸惑いながら本誌記者にそう語ったのは、夏目三久アナ(36)の実父だ。この直前に有吉弘行(46)が事務所を通じ、夏目との結婚を発表したのだ。
直筆のメッセージで《この度 私達 有吉弘行と夏目三久は令和三年四月一日に結婚いたしました》と報告した有吉。あまりにも突然の電撃婚報告に、世間が騒然となった。
だが、驚いたのは家族も同じだったようだ。発表を受けて記者は大阪にある夏目の実家へ向かったが、実父は冒頭のように「わからない」を繰り返すばかりだった。
――三久さんから結婚の報告はなかったということでしょうか?
「ええ、そんな感じですね。すみません……」
父にも伏せるほどの極秘愛――。その陰には、5年前の“騒動”が影響していたという。
「日刊スポーツが’16年8月に2人の熱愛をスクープ。夏目さんが妊娠しているとも報じられました。当時、有吉さんも双方の所属事務所も全否定。しかし翌日にも日刊スポーツが年内結婚と報道。真っ向対立する事態となったのです。
すると夏目さんはスポーツニッポンの取材に応じ、『女性にとってこれ以上ない極めて私的な内容が断定して書かれてあったので、とても驚きましたし、あまりにひどい内容に大変ショックを受けました』とコメント。改めて『全て事実ではありません』と否定しました。
そんな経緯もあったからか、細心の注意を払ってきたようです」(スポーツ紙記者) 冒頭のコメントでは、夏目も連名でこうコメントしている。
《有吉さんと夫婦になり、この上ない喜びと幸せを感じております》
’11年4月に『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演してから10年。晴れてゴールインした2人のこれからに、注目が集まりそうだ。
「女性自身」2021年4月20日号 掲載