木村佳乃『青天を衝け』奮闘を支える亡き祖母の“形見の石”
画像を見る 大河で夫役を演じる堤真一

 

■宝石療法は“誰からもらったか”が重要

 

さらに、石の効用は“誰からもらったか”もとても大事だという。

 

「もともとヨーロッパでは『宝石療法』があり、持つ人を守護し、先祖からのご加護を強めるといわれています。石には持ち主の念が宿りやすいので、誰から引き継いだ石かという“継承”も重要です」

 

特にコロナ禍になってから、日本でもパワーストーンの人気が高まっているという。

 

「目に見えないウイルスに脅かされている今は、やはり目に見えないけれど神秘の力がある石にあやかり、自分を守ってもらいたいという人が増えている気がします」

 

木村は、石の持ち主だった祖母を今も敬愛しているという。

 

「木村さんはおばあちゃん子で、明治生まれの祖母は厳しかったけれど、同居していた幼少期は毎日、一緒に遊んでくれた思い出が忘れられないそうです。木村さんは面影も祖母と似ていて、大河ドラマの着物姿を見た父親に『お袋にそっくりだ!』と驚かれたそうです」(ドラマ関係者)

 

祖母から木村、次は娘たちへとその石は継承されていくのだろう。

 

「目上の人の話をよく聞いて、感謝の気持ちを忘れないで!」

 

それが祖母の教えだったという木村。“形見の石”に守られ、大河ドラマ現場を盛り上げる――。

 

「女性自身」2021年4月20日号 掲載

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