昨年12月、結婚指輪を薬指にはめて笑顔で銀座を歩く石原 画像を見る

現在放送中の『恋はDeepに』(日本テレビ系)で、主人公の海洋学者・渚海音を熱演中の石原さとみ(34)。

 

ドラマ初回放送日にあたる4月14日には、共演の綾野剛(39)と『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に登場した。番組では石原の大ファンである「ぼる塾」の田辺智加(37)が、石原と綾野にスイーツを届ける企画が行われた。

 

2人と対面を果たした田辺は、「石原になりきって過ごしている」など“さとみ熱”満載のエピソードを披露。そんな田辺に石原が伝授した“メイク術”が、SNSで話題になっているのだ。

 

「石原さんが紹介したのは、『口紅を1度塗ってからティッシュオフ。これを3回繰り返す』といったもの。この方法によって、マスク内側に口紅が着きにくくなるそうです。

 

マスク着用がマナーとなっている現在は、口紅がマスクに付着してしまうことから『リップメイクは諦めた』という人もいるといいます。石原さんは昨年11月に行われた化粧品のCM取材で、すでにこの方法を披露していました。

 

ですがテレビ番組で話したことを機に、SNSで一気に拡散されたのです。《これやってみたけど、本当に付かない!》など反響が広がっています」(テレビ誌ライター)

 

石原のメイク術が広く支持されるのには、理由がある。

 

「石原さんは、メイクやファッションに対して研究熱心なことで有名です。ドラマや映画の台本を読んだ上で、役柄に合ったメイクを毎回自分で考えているといいます。

 

『恋はDeepに』では清涼感のあるメイクが特徴的ですが、実は石原さんによるセルフメイク。昨年主演を務めた『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)でも、薬剤師の衣装はデザイン考案から携わっていました。石原さんは仕事に直結するほどの高いスキルと知識量で、スタッフからも好評です。

 

また石原さんは外見だけでなく、日頃から健康的に過ごすことを意識。心と体を健やかに保つことが、『美容にも良い影響を与える』と考えているようです」(ファッション誌関係者)

 

そんな石原がメイクや美容を探求するようになったのは、20代前半で味わった“挫折”が背景にあるという。

 

「当時はメイクやファッションへの関心も薄く、何事にも消極的だったようです。そんなときにパーソナリティをしていたラジオが終了するなど、仕事がゼロになってしまいました。ショックを受けた石原さんは、『周囲から必要とされていないのかも』と深く悩んだそうです。

 

しかしそんな考え方を変えようと、石原さんは’10年末に単身でNYへ飛びました。約1カ月の旅行を通じて、『何が楽しくて、好きと感じるのか』と積極的になる大切さを学んだといいます。

 

帰国後は迷いが晴れ、以前までスタイリスト任せだったメイクやファッションなどを研究するように。そういった努力の積み重ねが、話題作への起用にもつながっているのでしょう」(芸能関係者)

 

挫折を経た石原のたゆまぬ努力が、現在の“成功”へと導いたようだ。

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