星野源(40)が新垣結衣(32)と結婚することを発表した。
一部スポーツ紙によると、今年1月に放送された『逃げるは恥だが役に立つ 新春SP』(TBS系)の撮影で再会したのが交際のきっかけだと報じられているが、星野は以前から新垣への好意を公にしていた。
’16年12月にバラエティ番組『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に2人で出演した際には、MCの中居正広に「結衣ちゃんのこと好きになってない?」と尋ねられた星野が、「そりゃ好きです」「最初から好きですけど」と答えている。
また、星野は自身のエッセイでも、彼女の魅力を綴っている。
’17年に刊行された星野のエッセイ集『いのちの車窓から』(KADOKAWA)では、《新垣結衣という人》と言う見出しをつけられた回がある。
そのなかで、’16年の『逃げ恥』の撮影中の新垣について、《来る日も来る日も撮影があり、夫婦という設定から二人だけのシーンが多く、いつも一緒にいるけれど、一日に一回はこの人は素敵だと思う場面がある。》と、星野は書く。
エッセイによると星野が魅力を感じているのは、新垣の「普通」な部分だ。現場で新垣から受けたさりげない気遣いエピソードなどを書き連ねて、彼女について次のように綴る。
《目の前の課題に向き合い、乗り越え、さらに周りをよく見つめ、現場で何か問題があると、表情にはまったく出さず、人知れずこっそりフォローしている。》
《10代から活躍している彼女には、想像をはるかに超えるいろいろなことがあったはずだ。最初から今のようだったわけではおそらくないだろう。
そんな中で彼女は、仕事場での誠実さを見つけ、さらには並大抵の俳優がたどりつくことができない、「普通」というものを自分の力で手に入れたのだ。》
そういう星野自身も、ときに「普通」と評されることがある。“普通”ではないビッグカップルの誕生に世間は沸いているわけだが、本人たちはお互いの“普通”さに共感し惹かれ合ったのかもしれない――。