「天海祐希(53)さんは撮影チーム全体を常に気にかけていて、新たにメインキャストに加わる工藤阿須加(29)さんとも、グルメの話やお芝居の話などで率先してコミュニケーションをとっていました。ベテランが多いなかで、若手の工藤さんは緊張がほぐれたようです」(ドラマ製作関係者)
7月8日に初回を迎える連続ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)シーズン4。天海演じる取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(通称・キントリ)”のメンバーとともに、凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていく人気作だ。
第1話、第2話では大物女優・桃井かおり(70)がゲスト出演。天海は大先輩から刺激を受け、奮闘しているという。
「お2人が数分間、長台詞を言いあうというシリアスなお芝居のシーンがあるんですけど、天海さんも桃井さんも一発オーケーでした。
お芝居のフィーリングが合い、ジョークを飛ばしても終始謙遜しつつノッてくれる天海さんに、桃井さんは『この共演で彼女に惚れましたね』『私もこんな上司が欲しい』と大絶賛。再共演を熱望していましたよ。『みんなが彼女をいいっていう理由が分かりましたね』と撮影中ずっとご機嫌だったそうです」(前出・ドラマ製作関係者)
大先輩・桃井も虜にした天海祐希の魅力。他の先輩女優達からも高評価だとドラマ制作関係者が続ける。
「以前、仲の良い先輩女優の吉永小百合(76)さんに、『今こういうのが流行ってるんですよ』と当時流行していたにゃんこスターやひょっこりはんなどのモノマネを見せ好感を得ていたそうですよ。
また撮影でカットがかかった後も、演じているキャラのまま現場を和ます一言をいって周囲を笑わせたりと、とても気さくなんですよね。
このようなところが大御所の先輩女優達からも好かれる理由の一つだと思います」
’21年に産業能率大学総合研究所が調査した『新入社員の理想の上司ランキング』で、2位に輝いた天海祐希だが、その“飾らない性格”は先輩女優までも虜にするようだーー。