■「俳優人生は1年の半分、残りは好きな時間に」
鹿児島出身の山田だが、出生地は沖縄だ。映像関係者はこう語る。
「すでにアラフォーになり結婚もして子供もいて、親しい友人には『都会に住む理由があまりなくなった』と話していたようです。仕事があるときだけ東京に来ればいいし、今後は自分や家族が好きな場所で生活ができればいいと考えています」
沖縄に移住する少し前、山田はその“決意”をこう語っている。
《これから先、「送ってみたい人生」ならあります。それは自給自足の生活をすること。田舎育ちだったからでしょうか。野菜は育てているものを取ってきて食べる。母と海に行ってアジンコ(アジの幼魚)をいっぱい釣ってくると、それが晩御飯のおかずとして出て来る。生きていくために必要なことをするというシンプルな生き方、いいですよねえ(中略)実は田舎暮らしにあこがれているんです》(『婦人公論』’20年4月14日号)
テレビ局関係者は言う。
「山田さんは4月から“自給自足”を目標とする『原点回帰』というプロジェクトを始めました。その手始めに、彼が理想とする自然農法を実践するため、長崎県や高知県、埼玉県の農家を訪ねて勉強し、実際に山梨県で仲間たちと農業を始めています。いまは『俳優業は1年の半分で、残り半分は好きなことをやろう』と心に決めているそうです」