「最近、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)がこの秋で終了するらしいという噂が業界内で出回っているんです」(テレビ局関係者)
’95年の放送開始以来、司会の上沼恵美子(66)の軽妙なトークを武器に料理番組界のトップを走り続けてきた『おしゃべりクッキング』に訪れたまさかの終了危機。
上沼といえば昨年、25年間続いたレギュラー番組『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)が突然の最終回を迎えたばかり。それに加え、26年間続くレギュラー番組にもピンチが!?
「『おしゃべりクッキング』は上沼さんとゲストとの軽妙なトークがウリですが、ただでさえ上沼さんのギャラが高いので、高額な制作費に番組スタッフはずっと頭を悩ませていたそうです。また、昨年3月からコロナ禍でゲストも呼べなくなったことで番組コンセプトが崩れてしまい、上沼さんもそんな状況にストレスを感じていたといいます。
上沼さんの要望もあって、この秋には再びゲストを入れられるよう調整しているようですが……」(前出・テレビ局関係者)
上沼は『文藝春秋』(8月号)のインタビューでこう語っている。
《実は去年すべての番組を降板し、芸能界を引退しようと考えました。(中略)コロナで鬱々した気分が抜けないし、人生を賭けた冠番組が突然なくなったからです》
“西の女帝”に訪れた人生最大の危機。7月中旬、真相を確かめるべく本誌は上沼を直撃。ラジオ番組の収録に向かう彼女に話を聞いた。