■「お酢の過剰摂取は胃にダメージを与える場合も」
レモンやアサイーなど、さまざまな果物を取り入れて果実酢を愛飲しているという“酢豪”の佐々木。美容ライター・梅野利奈さんは酢の効用をこう語る。
「お酢は食後血糖値の上昇抑制、体脂肪や内臓脂肪の減少、 血液循環の改善、疲労回復などの効果が確認されており、生活習慣病のリスクが上がる中高年層に特におすすめです。
一方で、酢酸には胃粘膜保護作用が確認されているものの、過剰に摂取することで逆に胃にダメージを与えてしまう場合もありますので、適量がなにごとも大切です」
適量とはどれぐらいの量なのだろうか。
「過剰なお酢の摂取は歯のエナメル質を溶かしてしまうほか、果実酢のようなお酢ドリンクは、糖が豊富に含まれている場合もあるため逆に食欲が増進してしまう場合も…。
体調に応じて摂取を控えるなどの注意が必要です。お酢ドリンクの種類によって適量は変わりますが、一般的なお酢の摂取目安は1日大さじ1杯程度とされていますので、推奨量を超えない程度の摂取に留めていただいた方がいいかと思います」(前出・梅野さん)
お酒と同様、お酢も適量が大事のよう。くれぐれも“飲み過ぎ”にはご注意を!