■千葉さんの死後、自宅には借金取りが押しかけ…
「1990年に千葉さんは10億円の製作費をつぎ込んで監督を務めた映画は不入りで、負債は2億円まで膨らみました。さらに2008年に開校した俳優養成学校をめぐる金銭トラブルは訴訟にまで発展して、騒動の果てに3千万円もの借金を作るなど、どんどん膨らんでいきました。千葉さんは、総額で5億円近い借金を負うことになったのです。
1973年に結婚した野際陽子さんも、ご自身の私財や土地などを売らざるをえないほど、千葉さんの借金に苦しんで、1994年に離婚しています。現在は数千万円台までに減っていると聞きますが、『借金はもっとあるんじゃないか』と、関係者はみんな心配しているんです」(映画製作会社関係者)
実際に千葉さんが亡くなってから、“借金取り”たちが自宅に押しかけてきたという。
「千葉さんは交友関係が広く、また積極的に映画ビジネスに関わってきましたから、金銭関係の全容を把握している人がいない状況なんです」(千葉さんの知人)
さらに、真剣佑ら子供たちにとって、もうひとつの“騒動”が起きているという――。
「千葉さんが入るお墓について、親族にとっては“寝耳に水”の話が持ち上がっているんです」と明かすのは、千葉さんの後援会関係者だ。
「もともと前田家には、先祖代々のお墓が千葉県内にあります。しかし、千葉さんを支援してきたOさんという女性が、『生前に千葉さんと話して、もうお墓を購入している』と言うのです。
千葉さんは長男で、先祖代々のお墓があるなら、そこに入るのが筋だと思うんですが、Oさんは長く千葉さんを支えてきただけに、親族や関係者も困惑しているんです」(前出・後援会関係者)
8月20日、遺骨となって自宅に戻った千葉さん。そのとき位牌を抱いていたのは、Oさんだった。
彼女は、都内で飲食店などを経営し、チャリティイベントなどに携わってきた。彼女のSNSには、千葉さんもたびたび登場している。本誌がOさんに、“お墓を買った”件について聞くと――。