ABEMA SPECIALチャンネルで放送されている、お笑いコンビ・見取り図の冠番組『東京スケッチ』。その9月22日放送回が「ひどすぎる」として、非難轟々となっている。
『東京スケッチ』は大阪からやってきた見取り図が、“未知なる東京カルチャーとふれあう”という番組。9月22日放送回の企画「トーキョー留守宅探訪」は、「東京で働く面識のない女性宅を留守中に探訪する」というものだった。
番組冒頭で企画内容を聞かされた盛山晋太郎(35)は「犯罪番組やん」と述べながらも、「ほんとありがとうございます。女子ってのが嬉しいね」とコメント。その後で2人は女性家主の留守宅を訪れ、部屋を物色。浴室やクローゼットや冷蔵庫のなかを見て回ったり、ベッドに潜り込んだりしていた。またその様子について、ナレーションでは「留守宅を堪能」とも表現していた。
さらに番組ではリリー(37)が洗濯機の中から家主のショーツと見られるものを取り上げ、「ロケ終わるまでお守りとして」と自身のポケットに詰め込むシーンもあった。後にリリーは家主と思われる人物の写真を見つけると、「もう一回見てみようと思って」と言いながらポケットからショーツを取り出してチェック。そして「これだけは譲れんからな」と語ると、再びショーツをポケットに忍ばせていた。
「企画でなければ、2人がしたことは犯罪そのものです。バラエティ番組とはいえ、女性の留守宅に侵入して下着を窃盗するかのような行為を“おもしろおかしく”放映するのは非難されても仕方がないことでしょう」(テレビ局関係者)
番組では「家主に許可を頂き鍵をお借りしました」とのテロップが流れていた。しかしネットでは「そういう問題ではない」として、厳しい声が相次いでいる。
《女性家主に許可を貰ったとしても、独り暮らし女性への性犯罪が横行してる現実を知った上でメディアが何の配慮も無くやることではない》
《なぜ「一般女性の留守宅へ侵入」だったら許されると思ってしまったのか、一度胸に手を当てて考えた方がいい》
《女子大生が家に侵入されて殺される事件が起こったばかりなのに……男性は殺される恐怖を感じずに空き巣をネタにできるなんて羨ましいです》
《『女性だから』とかではなくて、男性やお年寄りでもだめ。すべてにおいて配慮がないし、やってることが酷い。企画が通る時点でどうかしてる》
《犯罪行為を面白おかしく消費するクソ、本当ムカつく》