■俳優仲間が手を差し伸べてくれたのに……
不倫の代償は、東出の仕事にも大きく影響した。だが、それでも手を差し伸べてくれる仲間もいた。
「東出さんはCM4本を降板。その後、なかなか新しいオファーがありませんでした。それでもメインキャストを務めてきた映画『コンフィデンスマンJP』の新作には、参加することができたのです。来年1月に公開予定となっています。
主演の長澤まさみさん(34)、東出さん、小日向文世さん(67)の絆は固かった。特に、長澤さんが『この3人じゃないとできない』と思っているようです。昨年公開された『プリンセス編』の宣伝インタビューで東出さんが『今の僕に“次”を語る資格はありません……』と語ると、『そんなこと言わないでよ……』と長澤さんが泣き出したほどだといいます」(芸能関係者)
さらに、東出が主演する映画『草の響き』は8日に公開されたばかりだ。
「東出さんにとって不倫騒動後、初の主演作です。本作を手がける斎藤久志監督は東出さんと対面した際、《自分で言うのもなんですが『この映画、勝ったな』と思ったんです》と手応えを感じたそうです。
東出さんは再び俳優としての活路が開かれ始め、世間的なバッシングも落ち着いてきたころです。恋人ができるのは、悪いことではありません。ですが撮影先にまで呼び寄せていたとすると、俳優としてのプロ意識が問われます。お子さんたちのためにも、今が踏ん張り時なはず。これでは手を差し伸べてくれた俳優仲間たちの顔にも泥を塗りかねません」(前出・芸能関係者)
俳優として再び歩き始めた東出だが、またも暗雲が立ち込めているようだ。