■百恵さんがキルトに込めた“孫願望”
「祐太朗さんはリフォーム前から、いつかは実家に戻って両親と牧野さんと生活することを考えていたといいます。今回、牧野さんが妊娠したことでよりその思いが強くなっていると聞いています。
牧野さんと百恵さんはふだんからLINEで雑談するほど嫁姑仲が良好。そんな関係も実家に戻る後押しになっているといいます」(祐太朗の知人)
結婚後も声優の仕事を続ける予定だという牧野。共働き夫婦にとって百恵さんのサポートほど心強いものはないだろう。
さらに、祐太朗が故郷への“帰還”を望む背景には、三浦家の長男としての強い自覚があるようだ。
「祐太朗さんは昨年10月、国立市の観光大使に就任。以来、大使として、SNSを活用して国立市の魅力を頻繁に発信しています。それ以前からもバラエティ番組に出演した際は、国立にある三浦家行きつけのレストランを紹介するなど、その地元愛は筋金入りです。
両親が30年以上かけて築き上げてきた“国立との絆”を、実家に戻って自分が守りぬくという思いもあるのではないでしょうか」(前出・祐太朗の知人)
友和の姉である篠塚弘子さんはかつて本誌に《百ちゃんはよく『息子が結婚すれば、いつかは孫を連れてきてくれますから』と希望を持っています》と明かしていた。祐太朗にはそんな母のために叶えてあげたい“5年越しの宿願”もあるようで。
「キルト作家でもある百恵さんはこれまでキルトに亡き母や妹など家族への思いを込めてきました。’16年ごろから制作を始め、’17年のキルト展で発表したのは、子供部屋用のベッドカバー。これには、“そろそろ孫の顔を見たいな”という願いも込められていたといいます。今年のコンサートで『僕は結婚を諦められていたんで、完全に』と苦笑いして語るなど、祐太朗さんも百恵さんの思いをずっと痛感していました。
そして念願叶って結婚、子供も生まれることに。将来的には国立に戻り、3世代で生活することが、育て上げてくれた百恵さんと友和さんへの恩返しになると考えているのではないでしょうか」(前出・祐太朗の知人)
一線を退いた後は“普通の主婦”として昭和、平成の世を生きた百恵さん。令和ではおばあちゃんとして、その愛で3世代の家族を優しく包み込むことだろう。