米テキサス州で11月5日に開催された音楽フェスティバルで、観客がステージに殺到し8人の死者を出した惨事が報じられた。同フェスは人気ラッパーのトラヴィス・スコット(29)が手掛けたもので、およそ5万人が来場していたという。
このニュースを受けてZeebra(50)が持論を展開したものの、“ブーメラン”状態となっているのだ。Zeebraは6日にTwitterを更新し、次のように呼びかけた。
《アメリカのTRAVIS SCOTTのショーで多数の死傷者…。エントランスをなぎ倒して突破したりセキュリティの車の屋根に乗ったり。滅茶苦茶やるのがヒップホップじゃない。日本のヘッズは間違えないで欲しい》
その後もZeebraはツイートを連投し、個別のユーザーに向けて《「自由にやるのがヒップホップ」と言うのは雑過ぎます。そんな浅い文化ではありません。自由と言うのは責任があってこその自由なんですよ》などと諭していた。
そんななか、あるユーザーから《なぜかZeebraのこのツイートにお前が言うなって反応があるけど、アメリカの真似だけじゃない日本のヒップホップを模索した先駆者の1人なんだから、日本のヘッズは間違うなと言うのは当然というか妥当な話では》とZeebraに賛同する意見が寄せられた。
するとZeebraは、《はい。その通り。しかも波は主催ではなく出演者です。自分が毎年主催するサマボムは今年は開催を見送りましたし、この前VISIONでやったイベントは抗原検査までして万全にやりました。それがヒップホッパーの責任です》とリプライしたのだった。