■「みんないい人だと思ってたのに」
人気の秘訣はユーモラスな楽曲やパフォーマンスだけでなく、ファンや周囲の人たちを大切にするメンバーたちの“誠実な人柄”にもあった。
「確かにテレビなどで見る彼らの言動からは、“チャラくておバカ”といった印象を持つ人も多いでしょう。その一方では、共演者には低姿勢で謙虚なことでも知られています。またブログなどでファンに向けて綴る言葉は、一言一言が丁寧。さらにネットオークションなどで高額取引されている入手困難な音源を無料配信するなど、“神対応”をしてきたのです。
“本当は真面目でファンの気持ちに寄り添ってくれる”と信頼されてきただけに、バンド内の相次ぐ女性問題はファンに対する“裏切り行為”と言っても過言ではないでしょう」(前出・音楽関係者)
実際、SNS上では「誠実なイメージを覆された」としてガッカリする声が広がっている。
《金爆ってみんないい人だと思ってたのになー。残念だ》
《ゴールデンボンバーって見た目チャラいけど根は真面目ですってのが売りだったのに見た目チャラくてクズですって最悪やん…》
《ゴールデンボンバーって、メンバーみんな真面目でいい人で。バカやってるのは表面だけで、ホントは仕事だけでなく私生活までしっかりしてる人達で。ファンじゃない人達にも自慢できるバンドだと思ってたんだよね。きりちゃんの時も信じられたし。だけど、崩れてきた。私の信じてたもの。音を立てて》
“いい人たち”というバンド全体のイメージが崩れたとなれば、今後の活動にも影響する可能性は大きいという。
「長年積み上げてきた“チャラいけど本当は真面目”といったイメージが崩れたとなれば、ファンに限らず彼らのパフォーマンスを見ても『笑えない』という人が出てくるでしょう。’19年末には紅白出場を逃したことから、アルバム『もう紅白に出してくれない』のリリースを発表し話題をさらったこともありました。ですがこれだけイメージダウンしてしまっては、今後、紅白だけでなく様々な音楽番組やイベントでも起用しづらくなることは必須。CMやタイアップなどでの起用も絶望的ではないでしょうか」(テレビ局関係者)
メンバー4人中、2人もの相次ぐ女性問題の代償は、あまりにも大きすぎたようだ。