11月10日、YouTubeが低評価のカウント数を順次非表示に切り替えると発表した。
「YouTubeは今年3月末に、低評価数を非表示にする実験を行っていると明かしていました。この目的は、クリエイターを嫌がらせなどから守るためとされています。YouTubeの実験では低評価ボタンは表示したままで、カウント数を非表示にしたところ嫌がらせが減少したといいます。これまでもクリエイターは管理画面上で自らカウント数を確認できましたが、その機能はこれからも継続されるそうです」(ITジャーナリスト)
11日には人気YouTuberのHIKAKIN(32)が「YouTubeの低評価数 非表示って大事件だろ!」と題する緊急動画を配信し、視聴者から意見を募った。
「色んな思いが複雑に交じり合う」と切り出したHIKAKINは、YouTube側の意向に理解を示しつつも「視聴者の参加できる要素が減るという意味では寂しさもある」とコメント。これまで高・低評価のカウント数が表示されてきたことについて、「少しでもグッドがついてバッドが少しでも減る動画を、一生懸命作ろうというモチベーションにしていた」「甘えてはならないと思って頑張ってきてた」と振り返った。
一方で、低評価数が表示されなくなることは「正直、気楽になるYouTuberは多いと思う」と推測。また炎上したYouTuberに対して「謝罪して1年以上も低評価が鳴りやまないことがある」とし、低評価数の非表示が導入されることで「度を超えた低評価いじりがなくなるのは良いこと」とも語っていた。
視聴者からのリアクションはモチベーションアップに繋がるとのことから、「今まで通りでも構わない」とも語っていたHIKAKIN。低評価数の非表示に理解は示すものの「全面的に賛成」という姿勢ではなく、「好きな方を選べたら嬉しかった」と語っており“任意での選択が理想”のようだった。