■「反町だけにソリが合う」2人の築いた絶大なる信頼関係
水谷から「ソリ」との愛称で呼ばれるほど、絶大な信頼を寄せられている反町。今でこそ“名相棒”だが、当初からそうだったわけではない。
「はじめ反町さんは水谷さんとの共演に相当、緊張していたそうです。『相棒』はカメラの長回しが多く、反町さんはNGの連続。当初は毎回、水谷さんからのアドバイスを忘れないよう台本にすべて書き込み、水谷さんに食らいつくために必死だったといいます」(テレビ朝日関係者)
水谷もそんな反町の“負けん気”に次第に惹かれていく――。
「ミスを重ねても、現場に食らいつこうとする姿に水谷さんは感心していました。そして回を重ねるごとに“俳優・反町隆史”に惚れこむように。反町さんの出演作を見返したこともあるそうです」(前出・テレビ朝日関係者)
反町が水谷との信頼関係を築いたのは、現場だけではない。地方ロケに行けば、彼は水谷のために“マネージャー”になることもあったという。
「反町さんは事前に現地の美味しい店を調べて、水谷さんを誘って食事に行くんです。焼肉店では水谷さんの分も反町さんが焼いて取り分ける、徹底した“水谷ファースト”ぶり。水谷さんは『反町だけにソリが合う』なんて伊藤蘭さん(66)や娘の趣里さん(31)に話しているそうです」(ドラマ関係者)
また、2人で悲しみを分け合ったこともあった。’18年11月に行われた俳優・津川雅彦さん(享年78)と朝丘雪路さん(享年82)の合同お別れ会に2人はそろって参加。その際、反町は水谷にそっと寄り添っていた。
「参列者リストを見たら、2人の名前が。所属事務所が違いますから、別々に来場するのかと思われました。ですが、同時刻に2台のワンボックスカーがやってきて、水谷さんと反町さんは2ショットで会場入りしたんです。式場では水谷さんの隣に反町さんが座り、その後の囲み取材も2人で……。反町さんはずっと水谷さんのそばについていましたね」(取材した記者)