上沼恵美子「YouTubeは老後の楽しみ!」相次ぐ冠番組の終了説に語った新境地への野心
画像を見る 18年12月、運転席で直撃に応じる上沼恵美子

 

■リサイタル配信も!?直撃で見せた野心

 

じつは彼女は以前から、“YouTuber”デビューを宣言してきた。9月にも前出の『こころ晴天』で、「私、やるねん」と宣言。その後も配信内容へのビジョンもあけすけに語っている。

 

《これからは指定されたことを使命感でするのではなく、自分のしたいことを提供したい》(『婦人公論』11月24日号)

 

長年“関西の女帝”としてお笑い界に君臨してきた上沼だが、半世紀にわたるキャリアを経て、転身を図る本心とはーー。

 

11月29日、ラジオの生放送を終え、帰宅した上沼を直撃すると、笑顔を交えて応じてくれた。

 

ーー『クギズケ!』も終了するという話を聞きましたが?

 

「はいはい、そうですか~。でも私は、それは聞いてませんね」

 

テレビのレギュラー番組が存続するかどうかについては、さほど未練がないのか。しかし、YouTuberデビューについて水を向けると、さらに楽しそうな様子を見せ――。

 

ーー12月3日にも収録するYouTubeチャンネルの意気込みを聞かせてください。

 

「はい! 本当に楽しみにしててくださいよ~。絶対に面白いものにしますんでね。もうね、YouTubeは『老後の楽しみ』なんですよ! だから、これでもうけようとか、そんなことはまったく考えていないんです。本当に面白いものを作って、お出ししたいと思ってます。ぜひ期待してください!」

 

直前のラジオで、芸能界からの“引退”を示唆するような発言をしたとは思えないほど、活力に満ちあふれていた上沼。今年も、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で、女性芸人のパイオニアとして審査員を務める。

 

ーー“第七世代”など現在の若手をどのように見ていますか?

 

「みなさん上手でびっくりしますわ。私らがやってたときと、ぜんぜんテンポも違うし、かまないし、えらいなあ~といつも思いながら見ています」

 

2017年に「よう決勝残ったな」と酷評しつつも、2020年の『M-1』では絶賛したマヂカルラブリーがブレークしたことについては、いまもほほ笑ましく見ているそうだ。

 

ーー“マジラブ”の2人については……。

 

「ラブリーちゃんね!(笑)彼らは、私のことを尊敬してるってあちこちから聞くんですが、それは本当にうれしいことです。なんか、『えみちゃんありがとう』いうて、駅のポスターになるとか聞きましたよ!」

 

言葉の端々に、“まだまだ若手に負けない”という思いがにじんでいた彼女は、テレビの世界からの転身に、どこまでも前向きになっているようだ。初の配信回収録はすでに済ませているという。

 

「上沼さんがYouTubeでやりたいことのアイデアは、次々と出てきているそうですよ。得意なしゃべりを生かした人生相談、『おしゃべりクッキング』のような料理配信、大好きな歌や踊りなどを配信する予定だとか。

 

さらにファンと直接交流するイベントや、ゆくゆくは『リサイタルをやる!』と意気込んでいます」(前出・テレビ局関係者)

 

66歳の転身。“関西の女帝”はますます意気軒昂だーー。

【関連画像】

関連カテゴリー: