「待っていてくれたというか、『(復帰が)まぁ良いんじゃないの?』って言ってくれる人が結果的にまぁまぁ多かったというか……良かった。『いらねーよ』みたいな(ことを言われる不安は)もちろんありました」
TM NETWORKを再起動した小室哲哉(63)が、12月7日、TOKYO FM『Blue Ocean』に出演。引退期間を「体調も悪かったんで、退いて1年くらいは鍵盤を触りたいと思わなかった」と振り返り、本格的な活動再開をアピールした。
「小室さんは18年1月に引退宣言後、今年の10月1日に6年ぶりにTM NETWORKを再起動。第2弾となるライブ『How Do You Crash It?two』も12月11日に配信されます。これからはユニット、ソロ、作詞作曲と幅広く音楽活動をおこなっていくと聞いています」(音楽関係者)
再起動時のコメントで、小室は《改めて、お騒がせし、ご心配やご迷惑をおかけしたことをおわびいたします》と謝罪しながら
《今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください。体力は以前より後退しましたが、なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています。TMはTMなりの活動をしたい。僕は僕なりの創作をしたい。いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。待っていてくれるファンがいる。これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。と、このコロナ禍にたくさんの事を考え奮起致しました》
と高らかに宣言している。《僕は僕なりの創作をしたい》と前向きな小室だが、彼を知る芸能関係者は言う。
「小室さんは1~2年前から曲作りを再開していました。今住んでいるタワーマンションにレコーディング専用の部屋も借りています」
小室が現在住んでいるのは都心の超高級マンション。家賃は最低でも100万円以上の物件だ。前出の芸能関係者は続ける。
「小室さんはこのマンションに、ご本人の住居とレコーディング専用の部屋、計2部屋借りています。一部では“金銭苦”と報じられているようですが、いまでも年間1億を越える印税が入ってくるそうなので、改めて湧き出てきた創作意欲を掻き立てるレコーディング専用の部屋を新設したそうです」
12月1日、小室が作詞作曲はもちろん、数々のプロデュースを手掛け、世に送り出した曲から厳選した36曲のノンストップミックスコンピレーション『TK WORKS~TETSUYA KOMURO HITS NONSTOP MIX~』が発売されている。だが、小室はいま新曲に強いこだわりをみせているという。その理由とは……。
「小室さんは中国進出へ非常に興味があるようです。あのTKブームを中国で再び巻き起こすべく、昨年から自分の曲を歌ってくれる歌手を水面下で何人もオーデションしているそうです。某有名女優の名前も候補にあがり、実際にレコーディングまでしたとも聞いています」(前出・芸能関係者)
《なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化している》と訴えかける小室。タワマンの一室から中国進出を目指す“起死回生”の新曲が発表される日は来るのだろうかーー。