1月から放送の主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)の撮影に加え、12月30日に東京ドームで開催される『ジャニーズフェスティバル』(以下・ジャニフェス)の総合演出と二足のわらじに大忙しな松本潤(38)。
松本は開催を前に“課題”を抱えていた。
「大みそかに『カウントダウンコンサート』、元日にKinKi Kidsと、東京ドームで30日から3日連続でジャニーズの公演が行われるため、ジャニフェスのステージ構成や舞台装置の大部分が引き継がれることになります。そこで松本さんは残りの2公演のことも考えて演出プランを練っているといいます」(ライブ制作関係者)
東京ドームでの元日公演はキンキにとって恒例行事だが、ちょっとした“異変”が起きていた。
「元日公演が発表された11月19日の夜、堂本光一さん(42)が有料ブログで異議を唱えたのです。光一さんはもともとドームの改修などで来年の元日公演が難しいと聞いていたため、ジャニフェスの開催が先に発表されていたことに“話が違うのでは?”と疑問を抱いたそうです」(芸能関係者)
光一の疑義の背景には、“メモリアルイヤー”への思いがーー。
「来年はキンキ結成25周年。SMAPやTOKIOなど、ジャニーズの歴史上、これまで25周年をファンとともに祝えたグループはいません。V6は結成26年で全国ツアーを成し遂げましたが、最終公演で解散となりました。
そんな25周年“初日”のコンサートということもあって、光一さんも開催に強い思いを抱いていたのでしょう」(音楽関係者)
キンキが“鬼門の25周年”克服に向けて心血を注ぐなか、一助になるべく一肌脱いだのがほかでもない松本だという。
「ジャニフェスがキンキの25周年に最高の形でつなげられるよう、松本さんは光一さん、堂本剛さん(42)それぞれとリモートで演出プランについて綿密に打ち合わせをしているそうです。活動休止中の嵐でも25周年をきちんと迎えたいという思いもあるのでしょう」(前出・ライブ制作関係者)
それは、松本にとってキンキは“ただの先輩”ではないからだと、前出の音楽関係者はいう。
「松本さんは、キンキのファンだったお姉さんの影響で、ジャニーズに興味を持ち自ら入所しました。また初の連ドラ出演もキンキの2人が主演した『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)です。
松本さんが演出業に力を入れるのは亡くなったジャニー喜多川さんの影響が大きいのですが、光一さんはいわば“兄弟子”。最近、2人で一度食事に行くなどジャニーズグループの未来像まで熱く話し合っているようです」
松本は“運命の人”光一&剛の25周年を照らす“光”となるか。