■買うのはプロではなく「素人」
この一連の様子に、ネット上では本企画自体を問題視する声が相次いでいる。
《そもそも番組趣旨もおかしいんだよね。コンビニってのは、配送や梱包、賞味期限、原材料など、制限された状態でも、全国の万人に美味しいものを提供するプロ。料理人とは全く違う。どちらも別の意味で一流であり、すごい》
《コンビニのターゲットと高級料理店のターゲットは違うし無理がある企画》
《スタッフとしては、甘々審査員だけでは番組的に面白くないから辛口コメントを期待してるのかな?》
料理研究家のリュウジ氏(35)も2日にTwitterを更新し、番組企画に対して次のように意見を綴った。
《食べ物を作るプロが食べ物を作る企業をボロクソに言う企画がどうしても好きになれない レストランでもコンビニでもお客様に食べ物を提供するのは同じでそこに貴賤はない 同じプロの目線ではなく、多くの一般ユーザーの目線が最重要だと思います 大事なのは「プロ意見」より「素人の感想」》
続けて、《料理人の方は努力されてこの地位を築いた一流の方ですし素晴らしいです 企画として辛口レビューしてくれと言われて真剣に意見を言っているのでそこも素晴らしい ただ…すいません…買うのは…プロではなく「素人」なので…》と番組企画の趣旨に疑問を呈している。
波紋を呼んだジャッジ企画。果たして、番組制作陣はどのように受け止めているのだろうか。