20年9月23日、自身の誕生日に高級店にもいかず息子と慎ましく遊んでいた渡部 画像を見る

「この一年半の間、猛省する日々を過ごしながら自分自身を見つめなおして参りました。その中で、いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました」

 

所属事務所の公式サイトでこうコメントしたのは、『アンジャッシュ』の渡部建(49)。一昨年6月に多目的トイレでの不倫が報じられ、活動を休止していた渡部。そんななか2月5日に復帰を発表した。

 

しかし、渡部に対する風当たりは変わらず強い様子。ネットでは《どこに需要があるの?》《どんなに面白いことを言っても、もう笑えない》《この人の出る番組を見たいとは思わない》といった声が上がっている。順風満帆な復帰街道とは言えなそうだ。

 

不倫騒動発覚前は、8本ものレギュラー番組を抱え、MCも務めるなど、芸人界ではトップクラスの売れっ子だった渡部。いっぽう、相方の児嶋一哉(49)はレギュラー番組も少なく、バラエティ番組では「ダメ芸人」といじられるなど、コンビ格差が取り沙汰されてきたアンジャッシュ。

 

しかし、活動休止の間に、渡部と児嶋のコンビ格差は逆転してしまったようだ。

 

「“多目的トイレ不倫報道”の後、児嶋さんは数々の番組で渡部さんの代役を務めました。その姿が好意的に受け取られ、視聴者からはエールが続々寄せられることに。いじられながらも奮闘する児嶋さんの姿に好感度が急上昇し、今ではバラエティやCMへのオファーが絶えません。

 

騒動直後に始めたYouTubeも大好評で、チャンネル登録者数は現在97万人。なかには440万回以上再生された動画もあります。かつては渡部さんのほうがテレビで大活躍していましたが、今や児嶋さんの方が人気が高く、その差は簡単に埋められないでしょう」(芸能関係者)

 

さらに俳優業でも頭角を表している。近年では’18年の『おっさんずラブ』や『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(ともにテレビ朝日系)に、そして’20年の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)にも出演している。

 

「長年のコント経験で培われた演技力に加えて、いい人から不気味な人まで幅広く演じられるので、オファーもしやすい。世界的巨匠の黒沢清監督をはじめ、児嶋さんの演技力を高く評価している人は業界内に多いです。

 

また児嶋さんの人柄も大きいです。若いADさんたちにも自分から話しかけてくれるし、イジリにも嫌な顔せず応えてくれる。彼のお陰で、現場の雰囲気が格段に良くなるんです。業界では“もっともキャスティングしたい演技派芸人”ともいわれています」(制作関係者)

 

1年半の間に開いてしまった格差を埋めるのは難しそうだーー。

出典元:

WEB女性自身

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