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「この役をいただけると思っていなかったので、自分としては夢がかなった作品でもあります」

 

山下智久(37)がそう話したのは、4月6日に行われたドラマ『TOKYO VICE』の会見。同作はWOWOWとハリウッドの制作陣がタッグを組み、日米で同時配信される大作だ。

 

「撮影は東京で20年から21年に行われました。山下さんはカリスマホスト役。オーディションで役を勝ち取っています」(映像関係者)

 

近年の山下は、海外の仕事に意欲的。この作品も世界進出への大きな一歩になりそうだ――。

 

そんな晴れの場から数時間後。本誌は夕方の都内で、ギャップのありすぎる山下の姿をキャッチ!

 

送迎車から降りた山下は、昼間の会見でのスーツ姿と打って変わってカジュアルなスタジャン姿。車を待たせた彼が1人で入っていったのは、牛丼チェーン「すき家」だった!

 

古くからの山下ファンによると、「山Pは牛丼が大好きですよ。チェーン店にも行くと話していたことがあります。紅しょうがをたっぷりのせるのが好きだそうです」

 

ということだが、“牛丼並盛400円”の庶民的な店に山Pがいるとは普通思わない。店員も客も彼の存在に気づく様子はなかった。

 

牛丼3人前を自ら注文し、テイクアウトして車に戻ってきた山下。車にはスタッフらしき人も乗っており、彼らの分まで買い出しをしたようだ。

 

意外な姿だが、’20年10月のジャニーズ事務所からの独立前後から山下は「変わった」と芸能関係者。

 

「“自分でなんでもやろう”という姿勢に変化したように感じます。独立を発表する1?2年前からでしょうか。海外に1人で仕事の打ち合わせに行っていたこともありました。付き人もなく、深夜の羽田空港にひっそりと帰国する姿など、アイドルとしての全盛期にはありえなかったことでしょう。独立後は妹さんが空港まで送り迎えすることもあったようです」

 

中居正広(49)も独立後の会社設立などの煩雑さを「地獄の一丁目」と表現していたことがあるが、山下も同じ思いを味わっているのだろう。最近のインタビューからも苦労がうかがい知れる。

 

《独立して1年で警戒心は強くなったかな。「あ、これか、勉強になります!」みたいな経験もしましたし》(『Numero TOKYO』5月号)

 

ただ苦労の分、仕事は充実。

 

「地上波では3年ぶりとなる主演ドラマ『正直不動産』(NHK)も始まったばかりで、好評です。最近は、頬がこけるほど痩せたと、ファンから心配の声が上がっているのですが、次回作が控えていて、大病に侵される役を演じるので体を絞っているそうですよ」

 

ご褒美の牛丼をエネルギーに、山Pの目は世界を見据えている!

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