11日からスタートしたNHK朝ドラ『ちむどんどん』。西洋料理のシェフを目指して沖縄から上京したヒロインが、東京で沖縄料理店を開くために奮闘する物語だ。
ヒロイン・比嘉暢子を演じるのが沖縄出身の黒島結菜(25)。
「昨年9月中旬から東京のスタジオで収録が始まり、11月から12月は沖縄でロケが行われていました」(テレビ局関係者)
これまで、『マッサン』と『スカーレット』の2作で朝ドラ経験がある黒島。今回は制作陣からの直々のオファーでヒロインの座をつかんでいた。
大きな期待を一身に受けて抜擢されただけに、背負うものも大きいようだ。黒島はドラマの公式サイトでこう語っている。
《ヒロインの大変さを近くで見てきたからこそ、最初はプレッシャーが大きかったです》
重圧と闘いながらヒロインを演じる黒島だが、本誌はそんな彼女のつかの間の“息抜き”を目撃している。
クランクイン直前の昨年9月下旬、人気の少ない都内の路上で朝早くから散歩する黒島。その横には2匹の犬が。黒島を引っ張るように元気に歩く愛犬たちをほほ笑ましく見つめながら、黒島はゆったりと散歩を楽しんでいた。
さらに、黒島には暢子の母親役で同郷の仲間由紀恵(42)といった共演者以外にも心強い味方が。女優の杏(35)だ。
「’16年公開の映画『オケ老人!』で初共演した際、まだ女優経験が浅く緊張していた黒島さんを気遣い、いろいろ話しかけたことをきっかけに打ち解けたそうです。以来、2人はプライベートでも遊ぶようになり、杏さんの子供たちも黒島さんになついているといいます。
杏さんは黒島さんをとてもかわいがっており、インタビューで『妹でもあり、娘でもある』と語るほどです」(芸能関係者)
『ごちそうさん』で主演を務めた朝ドラの先輩でもある杏は、“ヒロインの矜持”を黒島に伝えているという。
「ヒロインに決まって、黒島さんは真っ先に杏さんに相談したといいます。そこで杏さんは親身になって、長期間の撮影を乗り越える方法や座長として現場をまとめるコツを黒島さんに伝授したそうです」(NHK関係者)
実は、黒島が大切にする2匹の愛犬にも杏との絆がーー。
「黒島さんは杏さんが東出昌大さん(34)と結婚していたころから2人の自宅をよく訪れていました。あるとき、遊びにいった際に東出さんから保護犬を飼うことを勧められ、翌日すぐに保護犬の施設へ行き、譲り受けたのが1匹目の愛犬・コハダちゃんです。2匹目のシャディちゃんも保護犬で、昨年3月ごろから飼い始めたそうです」(前出・芸能関係者)
杏と東出はその後、離婚したが、飼っていた保護犬は杏の元へ。黒島と杏は犬を介して絆を強めているようだ。
「コロナ禍になってからはなかなか会えていないようですが、今もメールや電話でお互いの愛犬の話題などについてよくやり取りしていると聞きました。そうした時間も黒島さんにとって貴重な息抜きになっているそうです」(前出・NHK関係者)
保護犬がつないだ先輩ヒロインとの絆を糧に、黒島は羽ばたく!