《昨日は最高だった。最高だったよ。でも一言言わせてくれ。ステージ上での泥酔を良しとする風潮はどうなのよ?》
5月2日までに、こうツイートしたのはロックバンド「トライセラトップス」のボーカル&ギター・和田唱(46)。
トライセラトップスは4月30日、東北最大級の音楽フェス『ARABAKI ROCK FEST.22』に出演。この日はメジャーデビュー25周年を記念し、様々なアーティストをゲストに招いて同フェスで最も大きいステージのトリを飾った。
バンドの大きな節目を迎え、喜びを表した和田。その一方で、このステージで共演したあるアーティストへの不満が限界に達したようで、冒頭のコメントに続けてこう問題提起した。
《それを最高だの可愛いだの言うお客さんも俺はどうかと思うし、許してるスタッフの大人たちも問題ありだと思う》
同フェスに参加した客は言う。
「トライセラのステージには、レミオロメンの藤巻亮太さん(42)や奥田民生さん(56)、GRAPEVINEの田中和将さん(48)ら豪華アーティストが登場しました。和田さんが泥酔について苦言を呈しているのは、アンコールで登場したあるミュージシャンのことだと思います。そのミュージシャンは、自分のバンドの出番を終えてからトライセラのステージに出る間に飲酒をしていたようで、トライセラのステージではかなりへべれけな様子でした」
続くツイートでは、《周りがチヤホヤして許すから裸の王様が出来上がるんだ。みんなが言わないんだから俺が言う。以前は尊敬してたけどね》とコメントした和田。《もうさ、この変わり映えしないロック界のピラミッド社会、いい加減壊して行かないかい?俺達から下の世代のミュージシャン諸君》とも呼びかけた。
さらに自らの主張を補足するように、和田はこうもツイートした。
《まぁ言われると思ってたが、誰が酔って良くて誰が悪いとか、そんな差別はしてない。ステージ前に酒を飲むなとも言ってない。ただ飲んでも演奏はちゃんとして、リハーサルで決めた段取りはちゃんと守って欲しい。格なんて関係ない。それをいい加減にされたら傷付くよやっぱり。適当に思ってんだなって》