松田聖子 供花のために連絡を…沙也加さん急逝に駆けつけた大親友の元アイドル
画像を見る 42年前の音楽祭での松田聖子と浜田朱里さん

 

■神田正輝との交際も相談する仲だった

 

しかし、1990年代半ばに芸能界を引退。現在は一般人として、聖子とは別の道を歩んでいる。

 

「聖子さんは事務所の方針や、昔から孤高なところがあって、あまり同世代のアイドル友達はいませんでした。そんななか、唯一といっていい同世代の親友が浜田さんだったんです。

 

2人は所属事務所こそ違えど、最初から意気投合していました。当時は10代ということもあって、たわいない話から悩み相談まで、ありとあらゆることを語り合える間柄だったんです」(前出・芸能プロ関係者)

 

デビュー当時の聖子を撮影してきたカメラマンのYAHIMONときはるさんが、当時を振り返る。

 

「アイドルとしての浜田さんは歌唱力も評価されていましたが、なかでも演技力がすばらしく、女優として期待されていました。

 

そんななか抜擢されたのが、聖子さん主演の映画『カリブ・愛のシンフォニー』でした。 聖子さんは演技に対して苦手意識があったのですが、親友の浜田さんが一緒ということで、かなりリラックスして取り組むことができたようです。

 

この作品は、聖子さんと元夫である神田正輝さん(71)が結婚するきっかけとなったといわれています。2人の仲が深まったのも、ある意味で浜田さんのおかげだったのかもしれません。

 

実際に、神田さんとの交際についても、聖子さんは浜田さんによく相談していました。聖子さんの背中を浜田さんが押してあげたことも大きいと、当時からいわれていましたね」

 

聖子にとって、親友であり、恩人でもあった浜田さん。いつしか、2人の関係には少し距離ができてしまっていたが――。

 

「浜田さんが引退した当時、聖子さんも多忙な時期で、しばらく疎遠になっていたようです。

 

しかし、沙也加さんに先立たれてしまい、人生で最もつらいときに駆け付けてくれたことを、聖子さんもさぞ心強く感じたはずです。

 

浜田さんも3人のお子さんがいると報じられています。子供を育て上げた母親同士ということもあって、誰よりも聖子さんの悲しみを理解できるのだと思います。

 

孤独に苦しんでいる聖子さんにとって、浜田さんとの再会は、今後も仕事にまい進するための原動力になっていくでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 

苦楽を共にし、母としての心情も分かち合える親友が背中を押して、聖子は再びステージに立つ。

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