5月25日、「文春オンライン」によって“暴行疑惑”が報じられた映画監督の河瀨直美氏(53)。
同記事によれば、トラブルが発生したのは’15年10月。河瀨氏は、自身が代表を務める映像制作会社「組画」の男性スタッフの顔面を殴ったという。どのような理由で殴打したかは記されていないが、男性スタッフは暴行を受けてそのまま会社を退職したと伝えられている。
男性は「週刊文春」の取材に「河瀨さんに殴られたのは事実です」と語った一方で、河瀨氏は沈黙を守ったままだ。
河瀨氏といえば、今年4月にも同誌によって暴行が報じられたばかり。’19年5月に映画『朝が来る』の撮影現場で、彼女に触れた撮影助手を蹴り上げたと報じられた。その直後、川瀨氏は『組画』の公式サイトを通じて《既に当事者間で解決をしていることであります》とコメントを発表した。
「日本の映画界をめぐっては、監督や俳優による性暴力やハラスメントの告発が『#MeToo』運動として相次いでいます。そのため公開中止となった作品もありますが、河瀨監督に限っては“ノーダメージ”の状態です」(映画関係者)