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「同じグループの中で2度も事務所を移るのはかなり異例。業界内で“再移籍”をいぶかしむ声は少なくありません」(芸能関係者)

 

4月に所属事務所グループの再編に伴い、ヒラタインターナショナルからヒラタフィルムに移籍した松岡茉優(27)。

 

実は松岡がグループの中で移籍するのは今回で2度目。1度目は4年前に遡る。

 

「松岡さんは’18年にヒラタオフィスからヒラタインターナショナルに移籍しています。’15年に恋人の俳優と自転車に2人乗りしている姿が報じられたことで当時のマネージャーに激怒され、精神的なショックを抱えたそうです。そして社長に移籍を直談判したといいます」(前出・芸能関係者)

 

最初の移籍の事実は伏せられていたが、’18年5月に本誌が事務所に問い合わせた直後、初めて移籍が公表されることとなった。

 

その後心機一転、数々の話題作に出演し、映画賞も受賞するなど若手実力派女優としての地位を確固たるものにした松岡。

 

しかし、嘆願した移籍先との間にも不穏な空気が漂いはじめる。

 

「松岡さん本人も演技力には自負がある。それゆえ、自分が評価されていないと感じると不機嫌になることがあるそうです。マネージャーからそのことを指摘されると、さらに気分を害し、ぎくしゃくすることもしばしばあったといいます」(芸能プロダクション関係者)

 

さらに同事務所の“先輩女優”への複雑な思いもあったようだ。

 

「松岡さんは子役から芸能界入りしたこともあって、同じ事務所で年も近い多部未華子さん(33)に対してはライバル心があったそうです。しかし、出産を経て仕事復帰した多部さんが次々とCMやドラマに出演し、注目を集める様子を見て、扱いに格差を感じるようになったといいます」(前出・プロダクション関係者)

 

そして決定的な亀裂が生まれる出来事が。

 

「不満がたまった松岡さんはかねて交流があった知り合いの40代の女性を自身のマネージャーとして迎え入れたそうです。本来ならマネージャーは事務所主導で決まることなので、信頼関係が崩れ、再移籍することになったといいます」(前出・プロダクション関係者)

 

本誌が松岡の現事務所にこれらの事実を確認すると、前事務所と連名で次の回答が。

 

「記事にあるようなことはなく、自身の仕事に集中し、真剣に取り組んでおります。

 

外部の女性マネージャーは、当方と数年来の知り合いであり、グループ内異動の理由はヒラタグループHPにてお知らせしております通り、業界内の多様化と各社バランス、自身の年齢を鑑み、当グループ会長により再編されました」

 

再移籍を発表する直前の3月、松岡はこう語っている。

 

《ここ数年は、飛びたいけど、悩んで悩んでやっぱり飛ばないということが多かった。でも今は飛んで踏み込んでみたい》(『スポーツ報知』3月2日付)

 

新マネージャーとともに踏み込んだ新事務所で松岡を待ち受けるものはーー。

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