俳優の香川照之(56)が7月開始のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)に出演することが、5月31日に同番組の公式HPで発表された。
日本のNetflixでも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイクで、竹内涼真(29)が主演を務める同作。六本木にある居酒屋の店長・宮部新を竹内が演じ、彼をどん底に追いやった香川扮する巨大飲食チェーンの会長・長屋茂に、土下座で罪を償わせることを目指す物語だ。
出演が発表されるとともに、香川は公式HPにコメントを寄せた。
《僕がやれることを精いっぱいやって、粛々と悪役を演じさせていただきます。僕は悪役を演じる時に、人間の「悪」の気持ちというのは誰にも負けずにやりたいと思っているので、ぜひ「憎たらしい」と思って見ていただければと思います》
オリジナル版でも人気の高い宿敵役に意気込む香川。そんななか、SNS上では“土下座を要求される悪役”ということで、‘20年の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)で演じた大和田常務を思い出す人も少なくなかったようだ。
《梨泰院の会長役が香川さんなのもう大和田常務じゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww》
《敵役が香川照之さんに決まったそうだが、つくづく土下座に縁のある方 笑もう大和田常務じゃん。半沢直樹じゃん》
多くの人の記憶に残っている『半沢直樹』での土下座は「悩みぬいた末できたもの」だと芸能関係者は明かす。
「撮影の際、香川さんは役作りへのこだわりから『大和田常務のキャラクターを考えたら、土下座できません』といったそうです。それでも監督から『どうしてもしてくれ』とお願いされ、20分かけて気持ちを作り土下座したそうです」
『六本木クラス』ではどのような土下座を見せてくれるのか。SNS上では香川に期待する声があがった。
《六本木クラスのチャンデヒ役が香川照之に決まったらしいけどまた半沢直樹のあの渾身の土下座が見れると思うと楽しみだな》
《土下座をすれば日本一、会長が香川照之なのだけは納得のキャスティングだわ》