7月21日、お笑いコンビ『TKO』の木本武宏(51)が、投資トラブルに関係し、ラジオやテレビ番組への出演見合わせを申し出ていることを「スポニチアネックス」が報じた。
「スポニチアネックス」によると、木本は親交のあるタレントや後輩芸人らに投資話を持ち掛けて金銭を収集。しかし、一緒に投資を進めていた人物と急に連絡がつかない状態に。
木本が集めた金額は5億円以上にのぼり、今後警察沙汰に発展してく可能性があることも報じている。
テレビ局関係者は「(木本が集めた金は)5億円以上に上るが、木本さんの元には残っていない」といい、「警察沙汰になる可能性もある」「事務所としては、契約解除に踏み切らざるを得なくなるかもしれない」とも話しているという。
木本の投資トラブルについて、所属事務所は各メディアの取材に対して「事実関係を確認中」としている。TKOといえば、相方の木下隆行(48)もトラブルを起こした“前科”が。’19年9月、一部週刊誌によって木下のパワハラ疑惑が報じられたのだ。
「木下さんはよゐこ・濱口優さん(50)の結婚パーティの幹事を務め、費用を後輩から集めていましたが、濱口さんは後輩たちを思い受け取らなかったそうです。にも関わらず、木下さんは費用を返金しなかったため、疑問を抱いた後輩がライブ上で本人を追及しました。そのことに激怒した木下さんは、楽屋で後輩の顔に目がけてペットボトルを投げつけたことが報じられました」(前出・芸能関係者)
当時、本誌は木下に直撃している。「着服し、後輩に暴行を加えたのは本当か」と尋ねたところ、木下は自身で集めたお金を後輩が管理していたこと、そして最終的に別のプレゼントを贈ったことを告白。「着服もしていませんし、その事実があるのに、篠宮(後輩のオジンオズボーン篠宮暁・39)が楽屋でああいういじり方をしてきたんです」といい、「ただただ投げたペットボトルが、目に当たったというだけなんです」と答えていた。
その後、’20年3月に木下は松竹芸能を退社。しかし、木本は自身がMCを務める番組『キモイリ!』(KBS京都テレビ)で「解散せずにやっていく。コントを一緒にやっていきたいし、TKOでやっていいという状況になるまで信頼を回復したい」と木下をサポートし続けると宣言していたが……。
「退社後の木下さんはYouTubeを中心に活動していくことに。いっぽう木本さんはバラエティだけでなく’20年のドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)に出演するなど俳優としても活躍していました。
TKOとしては休止状態でしたが、ファンはコンビでの活動を待ち望んでいました。昨年、木下さんがインスタグラムに木本さんとの2ショットを久しぶりにアップした際もファンは大喜び。しかし、億単位の投資トラブルを起こしていたとなると、起用を検討するテレビ局はほとんどいないのではないでしょうか。さらに警察沙汰になった場合、事務所を解雇される可能性も高い。コンビ揃って不祥事を起こしてしまったとなると、今後テレビ復帰できる可能性は極めて低いでしょう」(前出・芸能関係者)
果たしてこのままコンビ揃ってテレビ業界からも“TKO”されてしまうのか……。