7月15日(現地時間)に米オレゴン州で開幕した世界陸上競技選手権大会。日本勢では田中希実選手(22)が日本人初の3種目に出場し、異例となる5レースを完走するなど奮闘ぶりをみせた。
レースを中継する『世界陸上オレゴン』(TBS系)では、‘97年から13大会連続でコンビを組んできた織田裕二(54)と中井美穂アナウンサー(57)がメインキャスターを務めた。
「毎回、熱いリアクションで番組を盛り上げている織田さんですが、今大会で卒業となります。‘25年の世界陸上は開催地が東京に決まったので、『織田さんに続けてもらいたい』と惜しむ声も上がっていました」(スポーツ紙記者)
「番組の顔」として25年間キャスターを務めてきた織田だが、女性ランナーに対する“ある発言”がネット上で波紋を呼んでいる。
大会8日目(日本時間23日)に行われた女子400mハードルの決勝では、アメリカのシドニー・マクラフリン選手(22)が50秒68で金メダルに輝いた。2位のフェムケ・ボル選手(22)に1秒59の大差をつけ、世界新記録となる51秒の壁を破った。
その快挙を見届けた織田は、マクラフリン選手に対して「これ以上やることないですよ」とコメント。そしてこう述べたのだ。
「結婚しました、新婚です。もう、すぐ子供を産んじゃうんでしょうね」
中井アナウンサーが「どうなんでしょうかね。もう1回そのレースを見ることにいたしましょう」と“スルー”したが、その後も織田は「や、妄想がとまりません」と続けたのだった。
競技とは全く関係のない織田の“妄想発言”に、ネット上では厳しい声が相次いでいる。
《織田裕二の発言、セクハラじゃない…?》
《織田裕二アウトやろ….WL出した選手にやることないからすぐ子供産む的なコメント失礼すぎる》
《世界新記録女性選手に、彼女はもうやる事ないと決めつけ、競技と関係ないプライバシー(結婚/出産)を想像する織田裕二、勝手過ぎる》
《織田裕二さんのマクローフリン選手に対する子どもうんぬん…ってコメント。ちょいといらなかったなー。極めてプライベートなことだし、彼女のライフプランは彼女のものだもん》
「TBSでは昨年8月にも『サンデーモーニング』で、野球評論家の張本勲氏(82)の発言が物議を醸しました。ボクシング・入江聖奈選手(21)に対して、『嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ』とコメントし、批判が相次いだのです。その後、日本ボクシング連盟が同局に抗議文を送ったほどでした。女性にとって結婚や出産はデリケートな話題です。織田さんも悪気はないと思いますが、競技とは関係ないプライベートの話題には、男女問わず慎重になるべきではないでしょうか」(芸能関係者)
果たして、織田は自らの発言をどのように受け止めているだろうか?