「3人のお子さんが歌舞伎役者になったことで、最近では“梨園の妻”というよりも“梨園の母”といった印象のほうが強くなっていますね」(歌舞伎関係者)
現在、“元アイドル”の“主婦タレント”として様々な情報番組でコメンテーターを務めている三田寛子(56)。彼女には“梨園の妻”としての顔もあるが、最近はその顔は鳴りを潜めている。
原因は、夫の中村芝翫(56)の度重なる不義理だ。
「先日も4度目の“不倫疑惑”報道がありましたが、3度目からは彼女も何のコメントを出していません。ある意味、“三行半”をつきつけているのかもしれません。
それよりも今は『夫より3人の子どもたちを立派な歌舞伎役者に育て上げたい!』という思いが強いのではないでしょうか」(歌舞伎関係者)
梨園からも短期間で不倫を繰り返す芝翫よりも、3人の息子たちを歌舞伎役者に育てあげた三田の手腕に一目置く声も多いという。
「何より、姑さんは昔から三田さんの味方だったというのが大きいですね。ある意味、妻としての立場は盤石といえるでしょう。
そんな彼女にとっての唯一の心配の種は、子供たちへの影響です。芝翫さんは休みの度にゴルフに出かけるのですが、息子さんたちを一緒に連れていくことも多いのです」(テレビ局関係者)
実際、長男の中村橋之助(26)は昨年4月に“二股疑惑”が報じられるなど、すでに父と同じ過ちを繰り返す可能性も感じさせている。
「三田さんは、息子たちに『女性関係はしっかりしなさい!』と伝えています。今のうちから父親の芝翫さんを“反面教師”にするよう、厳しくしつけているのです。
ただ、やっぱり息子さんたちは同じ歌舞伎役者である父親の言うことを聞いているのでしょうね。橋之助さんはコロナ禍で本番前ということもあって『誰とも食事に行くな!』と言われていたのに、そのルールを破ってスクープされていますから。梨園からも『父親が父親なら子供も子供だな』という厳しい声も聞こえてきました」(芸能事務所関係者)
そうした家族のトラブルだらけのなか、実は彼女の評価が急上昇しているという。
「どれだけトラブルがあってもコメンテーターとして淡々と出演し続ける彼女に、局内でも『メンタルが凄い!』と絶賛する声が上がっているのです。また懸命に3人の息子たちを支えている三田さんを見て、『何かあったら力になりますよ』と声を掛ける人も増えています。
実際に今年3月からは36年ぶりにラジオ番組でレギュラーを務めるなど、ますます仕事の幅が増えています。ちょっとしたバブル状態といえそうです」(テレビ局関係者)
梨園妻として培った鋼のメンタルと周囲の支えによって、今後も三田は安泰のようだ――。