「20代なのに精神年齢と態度が小学生」長年の朝ドラファンも呆れる『ちむどんどん』の衝撃展開
画像を見る 暢子と結婚を誓い合った青柳和彦役の宮沢氷魚

 

■暢子の“お弁当作戦”は「理解に苦しむ」(岡部さん)

 

第15週で、幼いころに沖縄で出会った青柳和彦(宮沢氷魚)と結婚を誓い合った暢子。しかし、彼女の“突然の翻意”に驚いた視聴者も多かったようだ。

 

「和彦のことを好きだと気づいた暢子は、『恋愛よりも仕事に集中したい』との思いから、和彦とのことを諦めたはずでした。同じ理由で、幼なじみの砂川智からのプロポーズも断りました。なのに、和彦から告白された途端、あっさりと結婚を約束したのです。暢子の心変わりの早さに、『理解できない』と感じた朝ドラファンも多かったようです」(前出のライター)

 

折原さんは、「暢子は『仕事や料理をすることに真剣である』とセリフでは言いますが、行動がまるで伴っていない」とピシャリ。暢子が「智がうちに感じているのは、愛情じゃなくて、友情!」と決めつける一幕に、折原さんは「なぜ、相手の感情を『愛情じゃない』と言い切れるのでしょうか? あのプロポーズの断り方は最低です」と苦言を呈する。

 

さらに、2人の結婚を反対する和彦の母・重子(鈴木保奈美)に対する、暢子のアプローチも視聴者からは不評のようだ。

 

重子に結婚を認めてもらおうと、手作り弁当を重子の自宅に毎朝届ける暢子。だが、食べてもらえない日が続くにもかかわらず、暢子は諦めない。8月3日の放送回では、重子を刺激しないようにと促す和彦に、「うちは、何か間違ったことしてる?」と返したのだった。Twitterでは、《押しつけ弁当、嫌だなぁ》《弁当じゃなきゃだめなの?》との声が。

 

暢子の“お弁当作戦”について、岡部さんも「食べてもらえないものを贈るという行為は、理解に苦しみます」と語る。

 

本作は料理がメインテーマだが、Twitterでは《このドラマは本当に食べ物を粗末にする描写ばかり》《もう食べ物を粗末に扱う展開要らない》との声も上がっている。

 

「当初から食べ物をぶちまけたり、料理中に肉を焦がしたり、食べられなくする描写がしばしば登場します」(前出のライター)

 

このような演出に、岡部さんはこう指摘する。

 

「食べ物をぞんざいに扱っていますよね。かつて貧しい思いをしたのに、ありがたく食べるという部分がうまく描けていませんよね。食べ物がキーになっているにもかかわらず、心の交流につながっているようにも見えないんです」

 

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