結婚式の司会者、香港で銀行員になった人も…元「おニャン子」全54人の紆余曲折なその後
画像を見る 【会員番号9番】現在は香港在住の名越美香

 

おニャン子内のユニット・ニャンギラスのメンバーでもあった名越美香は香港人の男性と結婚し香港在住だ。

 

「私はもともとクリスチャンなんです。香港の教会で知り合った友人たちとSHEEPというアカペラユニットを組んでゴスペルを歌っているんですよ。『SHEEP アカペラ』とYouTubeで検索してみてください」(名越)

 

おニャン子卒業後は女優に転身。『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(TBS系)でも活躍した。

 

「女優は難しいなと感じて諦め、英語の勉強のためにイギリスに留学しました。そのころ、現地の教会で夫に出会ったんです」(名越)

 

それから夫はパイロットになり、夫の故郷である香港に住むことに。

 

「夫の両親は広東語を使うんですが、当時私は広東語が話せなかったので、香港の大学の語学コースに1年ほど通って勉強しました。

 

その後、邦銀の香港支店に総務や人事として7〜8年勤めました。銀行では同僚に恵まれ、広東語に慣れていきましたね。今でも仲よしの樹原亜紀ちゃん(53)や(国生)さゆりちゃんとはよく連絡を取り合い、なんでもない話をしていますよ」(名越)

 

樹原もロッテルダムに在住。名越と同じ海外移住組だ。50代に突入したおニャン子たち。荻野はこれからの人生も楽しみだと話す。

 

「子育て一筋の日々で、自分にお金をかけずにきました。白髪が目立つからと夫から『美容院に行ってきな』とお金を渡されても、『ドラッグストアで白髪染めが700円で買えちゃうじゃん!』ともらったお金を使わなかったことも(笑)。

 

でも子育てが落ち着き、今後の人生にワクワクしています。まずは、今でもおニャン子を好きでいてくれるファンの熱い思いを本にしようと計画中です」(荻野)

 

名越も今後の展望を語る。

 

「私の母が『10年ごとに新しいことにチャレンジする』という人なのですが、私もそれをまねして60代になったらまた新しいことを始めたいと考えています」(名越)

 

元おニャン子たちの“アイドル魂”は今も変わっていないようだ。

 

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